本>ガムラン入門ーインドネシアのジャワガムランと舞踊
ガムラン入門ーインドネシアのジャワガムランと舞踊という本を買いました。
ガムランといっても、インドネシアのダンスといっても、どうしてもバリが主流になる感じだが、私は穏やかなジャワガムランの方が好きだ。
ジャワガムランを取り上げるのって珍しいなと思って買ったら、ジャワはジャワでもソロのマンクヌガランのガムランと舞踊だった!
マンクヌガラン王家は、80年代に松本亮先生のワヤンツアーに参加した時、王家のホテルに泊まって、王家のワヤンを鑑賞したことがあるのです。
マンクヌガランって、ソロの王家の分家だったのね~。
東京音大が昔からガムランで有名なのは知っていたけれど、マンクヌガランとつながりが深いとは知らなかった…・。
インドネシアで一番大きいという大理石の床のプンドポ(東屋)に門外不出のガムランがあり、暑い昼下がり、地味な普段着の、でも王家ゆかりの人たちがガムランを演奏していると、やはり地味な恰好のやはり王家ゆかりの人というおばさんたちが、優雅に踊りだす。その練習風景を数人の観光客が思い思いにひんやりした床に座って眺めている…。
Gamelan and dancing in Istana Mangkunegaran, Solo - YouTube
また一度いって、ずっとガムランの音を聴きながらプンドポで昼寝していたいよ…。
この本を買ったのは、もちろんガムランにも興味はあるのだけれど、ドールイベント用にグンデル・ワヤンのおもちゃを仕入れたこともあるのだけれど、ガムランはアンサンブルだし一人で音を出すものじゃないし。まずできないし…。
いやダンスも一緒なのだけど、ダンスまでいかなくても、その動きを取り入れることはできないかな、と思った次第。
ソロに行ったときは、「王家の人たちが練習をしている」と説明を受けたのだけど、王侯貴族が心身を鍛錬するための古典舞踊が今も教えられているそうだ。私が見たのはそれだったのかな?
神戸のインドネシア領事館に勤めていたとき、高校時代にインドネシアに舞踊留学に行ったアツミちゃんが、領事館のイベントの時などによく踊っていた。アツミちゃんが領事館の女性3人(インドネシア人、日本人秘書と私)に一緒に踊ってみないかと声をかけてくれ、一度、練習したことがある。
何をやったかも覚えてないけど、指の動きとか、無理~っていう感じだった。唯一、指が細い、とほめられたっけ…。
ジャワ舞踊の歴史や種類、インドネシア全体の舞踊の歴史など興味深い内容でした。
すぐにこれを見て練習、っていうものではないけれど、いろいろ入門編や最近のダンスの名前が上がっていたので、Youtubeで検索すればジャワ舞踊講座の動画も見つかりそうです。
以前、インドネシア舞踊のMMDのモデルやモーションないかって探し回って、自分でトレースしようかと思ったこともあったんだよね。トレースできないのに…。今ならオートトレースで挑戦できるかな?
本の各所にあるQRコードから動画にアクセスできるようになっており、サイトもある。
Institut Seni Indonesia Surakarta(インドネシア国立芸術大学スラカルタ校)のYoutubeチャンネルもあった。
ISI Surakarta Official - YouTube
まあ、私は、この辺から始めた方がいいんだろうな~。
BASIC JAVANESE DANCE TECHNIQUE TUTORIAL - Solo, Central Java (ING/ENG/DEU SUB) - YouTube
ぽっちゃり姉さんがヒップホップ調のガムラン風音楽に合わせて踊る。
Javanese Performance - Beginning to the Counting of the troops - [GROUP A] (Mirrored Ver.) - YouTube
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?