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外来語表記

韓国語を勉強し始めたころに買ったこの本。

その頃は単語も文法もほとんどわからないまま読んでいたけれど、ドラマで小耳に挟む言い回しがこういう意味だったのか、とわかったし、漢字も添えてあったので聞きかじった単語が漢字語だったんだ、と目から鱗だった。

最近、ぼちぼち読み直している。だいたいわかるようになってきていてうれしい。
「もっと韓国語コラム」というコラムがあるのだが、「韓国人は日本人より英語が上手?~外来語のあれこれ」というコラムが面白かった。

毎日、韓国語で日記をつけていて、というかPAPAGOに書いてもらっていて、ああ、これは外来語表記しないんだ、とか、こう外来語表記するんだ、というのにだいぶ慣れてきた。

インドネシア語は日常会話程度はできるのだが、これにはひとつの秘密がある。インドネシア語で英語をどういうかを知っているから(ドルがドラルとか、政府がゴバルメントとか)わからない単語は英語をインドネシア語風に発音すると、向こうも英語の知識があれば、インドネシア語の外来語でなくてもだいたい通じるのだ。

まだ韓国語で会話したことはないけど、韓国語でも英語の表記の規則を飲み込めば使えそうだなと思っている。

北は外来語を純朝鮮語の表記にこだわる傾向があり、
アイスクリーム(아이스크림)は얼음보숭이(氷積み)
テレビ(텔레비전)は그림 상자(絵の箱)
ハンバーガー(햄버거)は고기빵(肉パン。パンはええんかい?)
となるそうだ。

韓国では
요지(つまようじ)、오뎅(おでん)、다꽝(たくわん)、기스(車などについた傷)、운짱(運ちゃん)、다마(球、電球のこと)などの日本語を日帝残滓としてt純朝鮮語に直そうとしているそうだ。

オデンは知ってたけど、たくあんもか~。

나와바리(縄張り)などやくざ用語、나가시(流し)など土方用語ではかなりの日本語が今でも生き続けているという。


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