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韓国語能力試験TOPIK II:作文の勉強

4月の韓国語能力試験TOPIK IIに申し込みました。宮崎でやってくれるのがうれしいですね。まあ、定員が揃わないと実施されない可能性もあるのですが…。

TOPIK IIの基準

今年からIとIIの併願ができなくなり(去年までは午前中I、午後IIと一日に2回受けられた)、迷った末、中級以上であるIIを受けることにしました。
TOPIKは初級のI、中上級のIIと2つの試験があり、試験の結果により、初級は1級2級、中級は3~6級の判定が出ます。一番上は6級です。

  • 3級 日常生活を問題なく過ごせ、様々な公共施設の利用や社会的関係を維持するための言語(ハングル)使用が可能。文章語と口語の基本的な特性を区分し理解、使用が可能。
    聞き取り:個人的な談話や非常に身近な、平凡な社会的テーマを扱う対話や談話を聞き、内容を把握し、推論できるかを評価する。また、広告やインタビュー、天気予報などの実用談話を聞き、大まかな内容を把握し、推論できるかを評価する。
    読解:基本的な社会生活を維持するために必要な文章、身近な社会・文化などを扱う簡単なテーマの文面を読んで、その内容を理解し、推論できるかを評価する。また、簡単な広告、案内文などの実用文を読んで情報を把握し、文章の主な内容や細かい内容を推論できるかを評価する。
    筆記:社会的な脈絡と関連する一般的または身近な社会的テーマの説明文や感想文を段落単位で正確且つ適切に構成できるかを評価する。

  • 4級 
    ・公共施設の利用や社会的関係の維持に必要な言語(ハングル )機能を遂行することができ、一般的な業務に必要な機能を実行できる。
    ・ニュースや新聞をある程度理解でき、一般業務に必要な言語(ハングル)が使用可能。
    ・よく使われる慣用句や代表的な韓国文化に対する理解をもとに社会・文化的な内容の文章を理解でき、使用できる。
    聞き取り:社会的な関係維持に必要な一般的な社会的・抽象的なテーマを扱う対話や談話、そして、比較的平凡な内容のニュースや討論を聞き、内容を把握し、推論できるかを評価する。
    読解:社会生活に必要な文、経済・社会・文化の分野におけるテーマの文章を読んで内容を理解し、推論できるかを評価する。感想文、使用説明書、案内文、説明文、新聞記事、随筆などを読んで情報を把握し、内容を推論できるかを評価する。
    筆記:社会的な脈絡と関連する一般的または身近な社会的テーマの説明文や感想文を段落単位で正確且つ適切に構成できるかを評価する。

  • 5級 
    ・専門分野においての研究や業務に必要な言語(ハングル)をある程度理解と使用ができ、政治・経済・社会・文化などの全般に渡った身近なテーマについて理解し、使用できる。
    ・公式的、非公式的且つ口語、文語的な脈絡に関する言語(ハングル)を適切に区分し、使用できる。
    聞き取り:一般的な業務遂行分野における対話や経済・社会・文化などの専門分野に関する一般的な対話や談話、身近なテーマの講演や対談を聞き、内容を把握し、推論し、時に批判的な理解が可能であるかを評価する。また、祝辞や弔辞など特殊な状況においての談話を聞き、おおよその内容を把握し、推論できるかを評価する。
    読解:社会生活を巧みに遂行するために必要な文、一般的な業務遂行に関連する文章を読んで内容を理解し、推論でき、批判的な分析ができるかを評価する。政治・経済・社会・文化・科学など多様なテーマの説明文、記事、建議文を読んで理解でき、小説、詩などの文学作品を読んで作者の態度を把握できるか評価する。
    筆記:社会的、抽象的なテーマまたは業務や専門分野と関連する論述文を比較的正確で適切に構成できるかを評価する。

  • 6級 
    ・専門分野における研究や業務遂行に必要な言語(ハングル)機能を比較的正確に、流暢に使用でき、政治・経済・社会・文化などの全般的なテーマにおいて身近でないテーマに対しても不便なく使用できる。
    ・ネイティブ程度までではないが、自己表現を問題なく話すことができる。
    聞き取り:ほとんどの業務遂行に必要な対話や政治・経済・社会・文化・教育などの専門分野に関わる、多少深度の深い対話や談話、また、複雑な講演や演説、対談を聞き、内容を把握できるか推論し、批判的な理解ができるかを評価する。
    読解:ほとんどの業務遂行に関連する文、専門的な文章を読んで、その内容を把握し、推論でき、批判的に分析できるかを評価する。小説、民謡、評論などを読んで作家の意図、心理などを把握できるかを評価する。
    筆記:社会的、抽象的なテーマまたは業務や専門分野と関連する論述文を正確で適切に構成できるかを評価する。

私の実力だとまだIだとは想うのですが、併願で受けようとIIに出る作文を中心にこれまで勉強してきたため、どちらかしか受けられないのならIIを受けようと…。

そういや大学2年のときに、英検1級受けたときも、英検を受けるの自体が初めてなので2級くらいから受けようかと思っていたら、友人に「1級でなきゃ意味ない」と言われ(英文科でしたしね…)1級を受け、一緒に受けたクラブの仲間が落ちる中、一人突破したのでした~(えっへん!)。「みれが受かるのなら」と翌年はクラブの先輩後輩がこぞって受け、みな落ちたのでした(ざまみろ!)。

いやいや閑話休題。

1月に申し込んで以降、これまで主に作文を中心に勉強しています。
英検、TOEFL、TOEICと英語の検定を受けてきましたが、基本は、実力の判定です。試験のために単語だけを勉強する、という勉強の仕方はしたことがありません。
ただ、それぞれの試験形式のノウハウがありますので、直前にはヒアリングなどの模擬試験を重点的に勉強します。

TOPIKも基本4択の聞き取り、読解は直前にヒアリングスピードなどに慣れるのでよし、とし、それまで作文に注力することにしました。なんせ、マス目に記述法にのっとって200~300字、500~600字の作文をしなければいけないのですから;;

作文問題集

作文は主にこの問題集を使っています。

まずは日本語で考え書く練習を勧めている本です。

私は昔から小論文は得意な方なので、大丈夫!とか思っていたのですが、資料を読み解いて構成する問題は、序文、資料のパラフレーズ、結論とシステマティックにまとめればいいんだ、と納得。

ハンダ体の作り方、文中・文末表現、原稿用紙の使い方など、作文に特化して詳しいです。

本格的にTOPIKII向けに勉強を始める前は、短文作文をやっていました。結局、長い文章でも、短い文章の集合ですから。

文法などで初級・中級・上級に分類されていますが、どれも訳にたちます。各課は1つの文法・用例で、8問、その用例を使った短文作文問題があります。パンマル、ヨ体、イムニダ体などの指定もあります。イムニダ体のおさらいになりました…。
直接、書き込んで青字で修正、正解を何度か口に出して読むという方法で進めました。

独学しているメインのテキストはまだ中級の途中なのですが、この問題集で各級8問ずつ75課を完走したので、受けてみよう、という気になったのです。

日記

noteで韓国語日記を書き始めました。

といっても、オンライン翻訳PAPAGO頼りで、いきなりPAPAGOに日本語の文章を入れて、アウトプットをコピペしているだけなのですが。

それでも、ふだん自分が言いたいこと、書きたいことが韓国語ではこうなるのか、とわかって楽しいです。

若い頃はまだメールなどなく、アジアの友人たちと英語で手紙のやり取りをしていました。そのときに、「今度、東南アジア青年の船に参加する」「インドネシア総領事館で働くことになった」など自分のことを英語で書いていたことが、そのまま会話に生きました。

結局「英会話」とか「韓国語会話」とか、「会話」というものがあるのではなく、母語であれ韓国語であれ、自分が言いたいことを言い、相手が言うことを聞く、ということなのです。日記は「言いたいことを言う」「話すべきことを話す」基礎になりますね。

PAPAGOとはいえ、翻訳文は韓国語としてぎこちなさはあるのでしょうが、どこまで漢字語を使うのか、日本の漢字語とどう違うのか、外来語をどう表記するかがわかって興味深いです。

圧倒的に語彙が足りないので、作文はわからなければ漢字語で勝負するしかないのです。

見出し画像をCanvaで作って、いろんなフォントを試して遊んでいます。

さすがに、オンライン翻訳任せだけではアレなので、原稿用紙ノートに清書しています。

作文の練習などには百均で買った5ミリ方眼ノートを使っています。原稿用紙に書く練習にもなるし、15枡x22枡で文字数のアタリも取りやすいです。

ただ、日記の清書には枡が大きすぎてお間抜けなので、原稿用紙ノートを買ったのです。高かったですが、まあ日記帳と思えば…。

今、1カ月遅れくらいで日に1、2日分清書しているのですが、1カ月もたつと自分で何を書いたかころっと忘れていて、PAPAGOで逆翻訳、というあほなことをしています。

そこで調べ直した意味や漢字語の漢字は青字で書き入れています。

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