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    日本史と世界史が出会うショートエッセイ。

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薩摩とロシアの意外な関係。世界初の露日辞書に馳せた故郷への想い

前回に引き続き、日本史と世界史の出会いの物語、漂流者シリーズです。 日本からの漂流者伝兵衛により ロシアに初めての日本語学校ができてから約30年が過ぎた頃。 またまたカムチャッカ半島に流れ着いた日本人が首都サンクトペテルブルクの地を踏んだ。 1730年、日本は暴れん坊将軍で知られている第八代吉宗の時代。まだ江戸時代が続いている。 ロシアはピョートル大帝のあと歴代初女王が誕生し、この頃二代目のアンナが女王になっていた。 ピョートル大帝と伝兵衛の出会いによって切り開かれたル

    • 江戸の商人、ロシアのピョートル皇帝に出会う〜鎖国中にロシアで初の日本語学校が建てられた話〜

      世界史と日本史は両方を点で繋ぐのが醍醐味だと思う。片方どちらか選べとか、そもそも分けてしまったのがナンセンス。 私が面白いと思うのは、漂流者シリーズ。思いがけずめっちゃグローバルな人生を辿るのです。今日は、時の将軍、綱吉だって会ったことないロシアのピョートル大帝に、日本の漂流者が謁見してしまうという、恐らく本人が一番びっくりしたであろうお話をしたいと思います。 情景を思い浮かべながら、漂流者の気分になって(笑)お楽しみください。 ====================

    薩摩とロシアの意外な関係。世界初の露日辞書に馳せた故郷への想い

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