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【V名人戦 第二期】vs アクセラさん 二回戦

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棒銀戦法? UFO銀?

第一回戦のUnferhさん戦に続き、棒銀戦法を指そうと思って準備をしていたみら。みらけど、棒銀戦法にはならなかったみらね(!)。

相手の陣形に棒銀が有効でないとしてUFO銀になった本局、「なぜUFO銀にしたのか」「棒銀になる形は?」を主に解説していくみらよ。

なぜUFO銀にしたのか

端的に言うと、先攻をしたかったからみらね。

19手目66歩

(後手番みららで、)18手目△74銀、19手目▲66歩の盤面

18手目△74銀に代えて、△84銀の棒銀だと将来の△74歩~△75歩の仕掛けに対して、▲55角の飛車コビンへの覗きがあって、これは標的としたい角に逃げられてしまうみら。
対して本譜の18手目△74銀は、次の△65銀(76の歩取り)を見せていて、▲66歩または▲26飛を強制できるみら。

本譜は▲66歩で、これには△64歩から65地点を争点としていくみらね。

24手目65歩

このように次々と争点を求めていけるのがUFO銀の良いところで、今回先攻を目的としていたのによくマッチしていたみらね。

本譜のように△85歩(もしくは▲25歩)突き越しに対し、▲77角(もしくは△33角)で受けてきた場合は、こちらは角道を開けずにUFO銀から角頭または4筋(6筋)を攻めていく作戦だったみらね。

棒銀になる形は?

△85歩(もしくは▲25歩)突き越しに対し、
 ・ 相掛かりになった場合
 ・ 飛車先を角ではなく銀で受けてきた場合
 ・ ノーマル振り飛車の場合
みらね。もっと簡単に言うと「角交換にならない形」みら。

補足1:先攻を意識

この対局の次の日にVALORANTの大会があったみら。
そこで私は先頭を切るキャラ「ジェット」を使うことになっていたみらね。

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ジェットを使う上では思い切りの良さ、特に「攻めてから考える立ち回り」が必要だったみらから、それの予行演習のつもりで本局は先攻をテーマにしていたみら。

補足2:端歩と新戦法「スサノオ」

2手目94歩

2手目△94歩の盤面。

この端歩が居飛車版の今回用意した新戦法「スサノオ」の出だしみらね。
ただこの戦法は出せる条件が厳しくて本局でも出なかったみら。
V名人戦中には出せるといいなと思っているみらよ。


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