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【V名人戦 第二期】vs 清井めしべさん 三回戦

棋譜:https://system.81dojo.com/ja/kifus/5149347

清井めしべさんの分析と今回のテーマ「反撃」

めしべさんとはのりたま将棋クラブ-将棋Vの交流戦のときが初対面だったみらね。そのときの印象から「知識があり落ち着いた指し方をする」というイメージを持っているみら。

まためしべさんが指されたV名人戦第二期でのUnferthさん戦から、優勢になったときにそれを維持する堅実な指し回しをされる方と思ったみら。

以上から、
・みららの攻めを一発で指して仕留めるのは難しそう(しっかりと受けられそう)
・みららの知識が不足している相居飛車の駒組みを長引かせると、知識の差で不利になる
・逆にある程度優勢にさせても一発で決めてこないので猶予がある
という風になると考えたみらよ。

(めしべさんがそうかわからないみらけど、)ウォーズ1級~二段ほどにある傾向として、「模様が良くなった中盤以降に、リードを維持しようとして崩れる」というものがあるみらね。
序盤をしっかり研究して+500をつけたとしても中盤以降に甘い手を指してー1000になることはザラで、むしろ序盤で戦うよりも中盤以降に勝負をした方が勝算が高いと目論んだみら。
とりわけV名人戦の対局を見てみると、序中盤に時間を使い切ってしまう対局が多いことからも 序盤の重要視 / 中盤の軽視 が無意識的にあると思っているみらね。

ということで勝つビジョンとして、
①序盤に戦う振りをしてめしべさんにわずかなリードを与える
 ・・・序盤に強引に棒銀の形を作り、失敗して立て直すフリをする
②リードを与えたら優勢を維持し、仕掛けてくるのを待つ
③仕掛けに乗じて反撃をして仕留める

という反撃をテーマにした方針にしたみらよ!


実戦では序盤に歩得をしてもらったあたりで「うまくいくかな~」と思っていたみらけど、そのあと棒銀の銀が死にそうになったところは焦ったみらねぇ…(リードを先に与えるとは言え、銀損はムリ)

その後はなんやかんやあって勝ててよかったみら。
次の対局もがんばるみらよ!



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