松田ミラノ

ラーメン屋で働く26歳

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節約のコツは「使い切る」こと

ストック癖がひどい26年生きてきて、最近気づいたことがある。 それは、お金を正しく使うためには「今持っている物を使い切ってから次の物を買う」ということ。 私はストックがないと不安で、スキンケア用品やシャンプー・トイレットペーパーなどは使い切る前に予備の物を買う癖がある。 この間の引越しでは、3つくらい詰め替え用の化粧水があった。 これって悪いことじゃなくない?ってずっと思ってきたけど、最近になって、「これが無駄を生み出しているのでは」と考え始めた。 過度なストックは無

    • FP3級取るって言い続けて3年が経った。そろそろ本気出す

      何事も形からお金の勉強は、した方がいいらしい。積立NISAやiDeCoは、やった方がいいらしい。 もう大人だしな、みんなもやってるし私も勉強するか。よし、FP3級を受けよう!と決意。形から入るタイプのため、すぐにテキストも問題集も買い揃えた。 それから早三年。時が過ぎるのは思ったよりも大分早い。私は26歳になった。お金についてはまだ、何も知らない。 「今年こそ」って、ずっと言ってる受験するする詐欺を繰り返しながら、結局今の今までダラダラと過ごして、勉強を避けてきた。そ

      • 【読書月報】10月に読んだ五冊

        10月は意識的に、スマホの時間を減らして読書の時間を作るようにしていた。寝る前にベッドで読んだり、ショッピングセンターのフードコートでモスバーガーを食べながら読んだりした。そのおかげで、5冊読むことができた。 小説死神の精度 伊坂幸太郎 TikTokの動画で紹介されているのを見て、何このタイトル!?と気になり、即購入した一冊。 これは短編集で、寝る前に一編ずつ読み進めていた。もう、ものすごく面白くて「早く結末が知りたい!」という気持ちと、「この話終わって欲しくない!」の

        • 26歳になって、焦る

          26歳になったけど 毎日仕事は頑張ってるけど、将来のキャリアが全然見えない ああでもないこうでもない あれもいいなこれもいいな そんな妄想だけが膨らんで頭はパンクしそうなくらいに大きくなって そうじゃなくて、行動に移さないといけないのに めんどくさくて、疲れて、目先の誘惑に今日も負けて ああまた今日も、何もできなかったな でも26歳は始まったばかり 行動に移せる一年にできるように 後悔するだけなのはもうやめよう

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        • 本について
          3本
        • 映画について
          4本

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          遠距離恋愛6ヶ月目、会いに行くのがしんどくなった

          好きだけど静岡と東京の遠距離恋愛が始まってから、あっという間に半年経った。会う時は、大体私が東京に行く。月に2回くらい会っていたけど、ここ2ヶ月は会う頻度が落ちた。 最初の方は、節約のために鈍行を使って行っていた。しかし、電車で往復6時間の移動を月に何回も、となると流石に疲れがたまる。「3.4回電車を乗り換える」「席に座れない」「人が密集している」「頻繁に停車することで、暑い日も寒い日も車内に外気が入ってくる」それらによってかかる疲労とストレスで、私はへとへとになっていた。

          遠距離恋愛6ヶ月目、会いに行くのがしんどくなった

          寝る前に短編小説を読むマイブーム

          最近、寝る前に意識的に読書の時間を作るようにしている。 一番の理由は、格段に寝つきが良くなるからだ。 蛍光灯を消してベッドライトを点けて本を読み始めて30分も経つと瞼が重くなってきて、ストンと眠りに落ちることができる。 ビジネス書や自己啓発本、小説やエッセイなど色々読む中で、「寝る前の読書には短編小説が最も適しているのではないか」という結論に辿り着いた。理由は二つある。 ⒈短時間で読み終わる私は本を読むのが好きで、寝る前に長編小説を読み始めると止まらずについつい読み進めて

          寝る前に短編小説を読むマイブーム

          金木犀の香りを知った25歳の秋

          ついこの間、私は引っ越しをした。 荷造りのため、県内の実家と一人暮らしの家を行き来をする。 夕方仕事が終わって一人暮らしの家に帰って玄関に入ろうとした時、なんともいえない甘く華やかで上品な香りが漂ってきた。 なんの匂いだこれは。 柔軟剤でもないし、ボディークリームでもない。 もしかして、これが金木犀の香りってやつ…? 秋になるとロフトとかで売ってる、あの香り。 テスターでしか嗅いだことない。 実際の金木犀は、とってもいい匂いだった。 包まれるような、切ないような。

          金木犀の香りを知った25歳の秋

          人に期待しない

          最近私は「人に期待しない」をモットーとして生きている。 「期待しない」って一見冷たい言葉に見えるけど、決してネガティブな意味ではなくて。 結局、人は人で、自分は自分。 いくら仲がよくても、長い時間を一緒に過ごしても、好きな気持ちが強くても、全てを分かり合うのは不可能だと思う。 仲良くなって心の距離が近づくと、自分とその人との境界線が曖昧になってしまう。 「自分だったらこうするのに、なんでこの人はこうしてくれないんだろう」みたいに、自分基準で考えて相手に対して不満をも

          人に期待しない

          ずっと幸せでありますように

          この記事に出てくる前職の先輩が、結婚することになった。 その報告を聞いた時は飛び上がるほど嬉しかった。 会った時に彼女の写真を見せてくれて、話も聞かせてくれた。 彼女について話す先輩はとても優しい顔をしていた。 今は結婚式に向けて準備を進めているらしい。 結婚だけが人生の全てじゃないし、幸せの象徴とも思わない。 でもその人は希望を叶えて、幸せそうに見えた。 よかった、と思う。 いつまでも穏やかな幸せが続きますように、と願う。

          ずっと幸せでありますように

          スマホ依存症の25歳がデジタルデトックスをして人生と向き合った

          依存症の現代人現代人にとってなくてならないもの、それはスマホである。 今や電話だけでなく、カメラや財布としての役割もこなすそいつは、日常を送る上で必要不可欠な存在だ。 もちろん私もスマホを愛する一人である。 仕事がある日でも、一日に4~5時間はスマホに費やしている。 通勤中に音楽を聴いたり、友達とLINEをしたり、ご飯を食べながらYouTubeを見たり。 スマホの中には刺激的で楽しいエンタメコンテンツがあふれている。 その依存性は恐ろしいもので、気づけば無意識のう

          スマホ依存症の25歳がデジタルデトックスをして人生と向き合った

          3年ぶりに恋人ができて変わったこと

          恋人桜が咲き始める季節に、その人は突如、私の世界に現れた。 かっこよくておもしろくて優しい、素敵な人だ。 好きな人が自分と付き合ってくれるという幸せを噛みしめる毎日。 学生の時にしてたような感情が揺さぶられるような恋愛じゃなくて、大切に育てていくような恋愛がしたい。 そんな思いを抱きながら付き合はじめ、あっという間に4ヶ月が経った。 たった4か月間の中でも、私には色んな心境の変化があった。 メンタルコントロールができるようになったいい意味で、今の恋人には過度な期待

          3年ぶりに恋人ができて変わったこと

          【映画】人生という旅路 -『青春18×2 君へと続く道』-

          観ているうちに、猛烈に旅をしたくなる そんな映画だった 台湾の熱い風を感じ、福島の雪景色にしんとした冷たい空気を感じた 自分もアミと一緒に旅をしたようだった 旅先では新しい出会いがあり、別れがある また会う人もいれば、二度と会わない人もいる 再度訪れる場所もあれば、二度と訪れない場所もある 私は旅特有のその刹那が好きだ 知らない人に会い、見たことのない景色を初めて見る瞬間が好きだ 非日常の中で、心に刻むように、一瞬一瞬を見逃さないように目を見張る 人生も旅

          【映画】人生という旅路 -『青春18×2 君へと続く道』-

          【映画】木漏れ日という生き方-『PERFECT DAYS』における新しい労働者階級の描き方-

          ※この記事はネタバレを含みます。 描かれる対比この映画では様々な対比が描かれているが、主にそれは主人公の「平山」と彼の姪である「ニコ」を通して描かれる。 平山は労働者階級であり、ニコは上流階級の家庭で育つ。平山がアナログでガラケーやカセットテープなどを愛用しているのに対し、ニコはデジタルを使いこなす現代っ子で、スマホを持ち歩きサブスクの音楽を聴く。「住む世界が違う」と平山が劇中で発言する通り、全てが真逆な二人である。 労働者階級という要素に着目しながら、平山という人間に

          【映画】木漏れ日という生き方-『PERFECT DAYS』における新しい労働者階級の描き方-

          【映画】前澤友作の命を懸けた挑戦−『僕が宇宙に行った理由』−

          かっこいい。 この一言に尽きる。 文字通り、命を懸けて宇宙旅行に挑戦して、自らの手で夢を掴んだ男、前澤友作。 さっき、『僕が宇宙に行った理由』という映画を観た。ZOZOの元社長である前澤友作が、日本人初の民間人として宇宙旅行に行くまでのドキュメンタリーである。 と彼は言っていた。 日本人初の、民間人の宇宙旅行。 彼の大きすぎる挑戦は、どれほどたくさんの人に勇気を与えたことだろう。 もちろん不安もあっただろうけれど、それを見せずに、堂々と立ち向かっていく姿勢に心が

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          漫画を読まない私が2024年に読みたい漫画5選

          【第1位】火の鳥今読みたい漫画No.1。ニュージーランドに行った時、友達と友達の友達から勧められた。輪廻転生がテーマらしく、かなり考えらさせられる深い内容だと言っていた。 【第2位】宇宙兄弟何年も前から読みたいと思っているが、まだ読めていない。タイトルが示す通り、兄弟が宇宙飛行士を目指す物語。最近宇宙について興味が湧いてきたので、これを機に今年こそ読みたい。 【第4位】ダーウィン事変 ダーウィン事変(1) (アフタヌーンKC)

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          図書室の思い出

          小学生だった頃の私にとって図書室は楽園そのものだった。小さな私は、大好きな本が好き放題読める天国を手に入れたのだ。休み時間に1人で行って読むこともあれば、友達と一緒に読むこともあった。 冬になると灯油ストーブが現れるその場所には、生徒みんなが自然と集っていた。長期休みの時は普段よりたくさん本を借りられるのが嬉しくて、休み前になると何を借りようか考えを練っていた。 本が何冊も入った重いバッグを家まで歩いて持って帰るのは大変だったけど、早く読みたい気持ちが溢れて足取りは軽かった

          図書室の思い出