ChatGPTで冬の時代??コンサルのとるべき戦略は。
コンサル冬の時代??
このnoteを書いている2023/3/24、総合コンサルティングファーム大手のアクセンチュアが約2万人の人員削減を発表しました。
この背景には、ChatGPTをはじめとするAI(LLMやGenerative AI、GPTなど色々な言い方をしていますが、今後現れるであろうより強力なAIも含めここではAIと呼ぶようにします)の影響が大きくあります。
「ChatGPTやべー」「AI時代の幕開けだー」とかいう話は興味を持っていない人の耳にも届くくらい毎日のように大きなニュースが飛び交っています。
これがどれくらいヤバいのか。
マイクロソフトの共同創業者であるビルゲイツは次のように語っています。
日本語訳はiU大学の江端さんが投稿してくれています。
要は、パソコンが登場したのとおんなじぐらい衝撃的な出来事だってことですね。
そしてこれによってこれまでの仕事、ビジネスにおける常識がガラッと変わろうとしています。
これについてはクロネコキューブの岡田さんが「人間がする仕事は、改善、創造、交渉、しかなくなる」ということを述べています。
さらに、海外の論文では、これまで高給取りと呼ばれていた仕事ほど、GPTに置き換えられるなんて論文も。。。
ChatGPTのヤバさここまででも伝わったでしょうか
コンサルへの影響は??
さて、経営コンサルを始めとするコンサルタントの影響はどうでしょうか。
冒頭のアクセンチュアのニュースを読めば察しの言い方はわかるかと思います。
結論めちゃくちゃ出ます!!!!
じゃあコンサルはいなくなるのか、というと。。
いなくはならないと考えます。
役割、仕事の内容がガラッと変わります。そしてなくなるコンサルの仕事もたくさんあります。
どんな仕事が残り、どんな仕事が淘汰されるのかについては後述します。
そして、この変化はものすごいスピードで起こっています。
元コンサルティングファームで働いていた身としては全く他人事ではないのですが、会社員コンサルで働く人がとる選択肢は大きく選択肢は4つです。
会社員コンサルとして活躍できる人材になる
独立コンサルで自分の名前で売れる人材になる
他職種に転職する
起業する
会社員コンサルとして活躍できる人材になる
正直ハードモードです。
ボンバーマンのサドンデスモードでどんどん狭くなる領域で陣取り合戦をしているようなイメージ。
AIに代替されないスキルと知識、フィジカルなドメインでの支援。ならではの価値、クリエイティビティを求められる。
そして会社の方針が本当に読めない。AIの中でどういうコンサルティングファームになろうとするか、ドラスティックに変わっていく中で柔軟な変化を求められます。AIを使いこなす人が生き残ります。
独立コンサルで自分の名前で売れる人材になる
短中期的にはチャンス。
もうスピード勝負です。どれだけ早くAI対応した新しい働き方で、自分の名前を売れるかにかかってます。
そして長期的にはその仕事もどんどんなくなっていきます。
(5年以内に人が余りだし自社内の人材でなんとかしようというフェーズになる)
他職種に転職する
AI浸透後に残る仕事を選べれば。。大企業とかはやめた方がいい気がしますね。(20年以内に今の大企業は8割ぐらい社員リストラ。。。みたいなことが結構な現実味を帯びています)
一方で、これから AIネイティブな会社がどんどん出てきます。そうした会社で活躍できる人材になればチャンスはたくさん。
目利きと柔軟な働き方が求められます。
起業する
ハイリスクハイリターン。そして、今から AIの領域で新規事業はもう時すでに遅しです。これから企画しているようでは、競合が多すぎます。
(とはいえ、アイディア勝負でチャンスが無限にあるのもまた事実)
っとホラーな話ばっかりしましたが、裏を返せば、今アクションをとる人にとってはめちゃくちゃチャンスな時代です。
ということで、どんな仕事がなくなり、残るのか、そして AI時代で勝てる人材として活躍するにはどうしていけばいいのか。
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