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インターネットが遅~~~い!

After Effectsで仕事をしていると、お客さんから動画ファイルを支給されることが多々あります。
やはり今時は、ファイル転送サービス等のインターネット経由で送られることが多いです。
オフィスには光回線を引いていますが、時間帯によっては遅い、遅すぎる!
回線速度を測定すると、ダウンロード側が1Mbpsを切っていることもあったり…。

いつの間にこんなに遅くなったの??
とりあえず、仕事にならないので原因と解決策を調べましたとも。

↓ どうやら原因はこれみたい ↓

▽網終端装置(NTE)
フレッツ光ネクスト網(NGN)とISP(インターネットサービスプロバイダー)のネットワークを接続する装置。
ISPごとに用意され、NTT東西の局内に設置されているそうですが、時間帯によっては、ここがミチミチに詰まっているそうな。
ならば、網終端装置を増やせばいいのでは?と思うけれど、これはNTT東西の管轄でISPが勝手に増やすことができない…。
近年のトラフィック増加の結果、網終端装置がボトルネックとなって、アクセスの多い時間帯に通信速度が低下する原因となっている模様。

現在、一般的なインターネットへの接続方式はPPPoE/IPv4。これは網終端装置を通ります。
そして、比較的新しい接続方式のIPoE/IPv6。こちらは網終端装置を通さず、ゲートウェイルーター(GWR)経由でインターネットに接続しています。
お、これならいけるか?

でも…IPv6…。対応しているサイトがあまり無いような。GoogleとかYoutubeくらいしか思い浮かばないんですけどー。だめだー。
と思っていたら、新接続方式を発見!

▽IPoE/IPv4 over IPv6
・V6プラス(MAP-E)
・DS-Lite(transix)

調べてみると、この2つの方式があるようです。細かい違いはありますが、網終端装置を回避するという点では同じです。
IPv6(IPoE)の通信パケットの中にIPv4(PPPoE)の通信パケットをカプセル化して、IPv6で通信できる技術だそうです。

私が使っているのはDS-Lite方式。理由は、2か月の無料体験コースがあったから!そして、DS-Lite対応ルーターが家に余っていたから!
結果は快適!時間帯に関わらず200~400Mbpsは余裕で出ています。
動画のダウンロードで困ることは無くなりました!!

余談ですが、社内PC→外部VPNサーバー、外部PC→社内VPNサーバーへのアクセスが出来なくなりました。
解決策が見つかったので、その話はまたいつか。

※2020年6月11日時点の情報です

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