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新小1娘「学校嫌だ」の後ろにある気持ちと、先生の温かさについて

ブラジルへの海外転勤が延期中、9歳6歳兄妹を子育て中のママライターほっぺです。

毎朝、「学校行くのやだ~」

この4月に新小学校1年生となった娘。
本来ならば海外転勤先のブラジルで入学を迎えるはずが一転、お友達と一緒に日本で卒園・入学できることになり、本人はとても喜び、小学生になるのを楽しみにしていました。

しかし。

2週間目に入った頃から毎朝毎晩、「学校楽しくない、行きたくない」とグズグズしたり泣いたりするようになってしまいました。

本当に楽しくないのか判断に迷うところ

同じクラスに同じ幼稚園出身の仲良しの女の子がいること、また、帰宅後に学校の出来事について楽しそうに話す日も多いことなどから、学校で嫌なことがあるというよりも、新しい環境に緊張や戸惑いがあるのかなという気がしていました。

嫌だと言っている時はとにかくぎゅーっとして話しを聞き、毎朝兄と一緒に途中まで送って行き、帰りはなるべくマンションのエントランスで待っているように…という感じで過ごしています。

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お兄ちゃんと同じ学校に通えるというのは、やっぱり安心感があります。

先生に相談してみようかなと思えた理由

まだ娘のイヤイヤが始まる前に開催された新1年生の保護者会の際、担任の先生が具体例を出しながら「本当に小さなことでも良いので、気軽に相談してください」とおっしゃってくださいました。

そこで、娘にも相談の上、先生と保護者間の連絡ノートに娘の状況を書いてみることにしました。

娘には「とっても優しい温かい先生だから、ちょっと嫌な気持ちと戦って、頑張って学校に行ってるんだよって知ってもらったら、きっと応援してくれると思うけどどうかな?」と話したところ、伝えて欲しいとのことでした。

改めてご挨拶と共に、先生のお言葉に甘えて現状の共有をさせていただきます…という形で、”意外と学校に行ったら楽しくやっているのではないか…”という私の推察も含めて、娘がこんな話をしているということ、お手数をおかけしますが慣れるまでよろしくお願いいたしますということを書きました。

お忙しい時期に申し訳ないという思いもありましたが、「こんな小さいことでもいいんだよ」と具体例を交えて投げかけてくださったので、すごく相談しやすかったです。

気持ちが楽になった2つの理由

その日すぐに丁寧にお返事をいただき、更にはお電話までいただいてしまいました。
まずその温かなご対応にほっとしたこと、そして一番嬉しかったのは「学校では休み時間などお友達と一緒に楽しそうに過ごしている」という娘の様子を伺えたことでした。

娘は、親の私が言うのもなんですがかなりしっかりしていて、幼稚園でも周りのママの中でもわりと「しっかり者」キャラで通っていました。
実際、新1年生を迎える会でも、代表でプレゼントを受け取る係をやったのだとか…

一方で親として気になるのが気の強さ。「言ってることは正しいけれど言い方がキツイ」というような話は、家でもお友達に対する態度についても何度もしています。
そしてやや完璧主義者なところもあり、それが裏目に出ることも…

特に1年生は勉強よりも、良いお友達ができて学校が楽しいと思ってくれるか、そちらが気になっていたので、まずは楽しそうに過ごしていると聞いてほっとしました。

そしてもう一つは、親子どちらに対しても温かなお言葉をいただいたこと。
頑張り屋の娘の性格をなんとなくわかってくださっていることにも安心しました。

学校では挨拶や返事などもしっかりしていて、新しい生活に対してとても頑張っているということでした。

「お母さんの前では安心して本音が出せているということで、とても良いことなど思います。しばらくは甘えると思うので、そうやって受け止めていただいているのはとても良い対応だと思います」

子育ては悩むことだらけ、特に今夫が海外にいてひとりということもあり、何が良いかわからず立ち止まってしまうこともあります。
たくさんのお子さんと接している先生から我が子や子どもへの接し方に対して前向きな言葉をいただくと、やっぱりほっとします。

…この記事を書いていても、ああ、私、ほっとしたいんだなと改めて実感しています(笑)

長男の経験、また2月に取材させていただいた「「小学校入学準備講座 with コロナ時代 4月の迎え方」という講座でもアドバイスいただいた通り、4~5月はなるべく自分の仕事を詰めすぎないようにし、子ども達のペースで過ごせたらいいなと思っています。


お兄ちゃんの良いところ、再発見

出かける5分前にブロックで何か作り始めたり、お風呂上がりにいつまでもパンツ一丁でズボンを片足だけ穿いた状態で図鑑を読みふけっていたり…朝から晩まで突っ込みたくなる(そして実際めっちゃ怒ってしまうこともある)、愛すべき宇宙人の長男。

ただ彼の素晴らしいところは、新しい環境に臆せず飛び込み、誰とでも友達になってしまうこと。親から見ると「空気読めてないんじゃないか…」とドキドキすることもあるし、実際読めていないところもあるし(笑)、課題も色々あります。

でも常に「みんな友達!」というスタンスで、少しでも長く友達と遊ぶためにために毎朝学校に一番に行き、給食を誰よりもお替わりし(、それを自慢し、)習い事のあと短時間でも公園に走る、そんな古き良き漫画のような毎日で、私自身はそんなタイプではなかったので、そこはすごいなぁと心から尊敬しています。
新3年生の毎日も「6時間授業長い~」とか言いつつ毎日楽しそうで、その様子に救われることも多々あります。

学校に行くのが嫌だというのが悪い、という話ではなく、そこは人それぞれだし、性格やタイミングもあると思うのです。
でも、成長に伴いぶつかってしまうことも増え、気になるあまりつい口うるさくしてしまう長男の、そんな素敵な部分に改めて思い至ることができてよかったなと感じています。

ちなみにトップ写真は、今日娘が学校で描いてきた家族の絵。よく4人の絵を描いてくれるのですが、そんな絵を見ると、早く家族揃って暮らしたいなぁとしみじみしてしまいます。

最後までお読みいただきありがとうございました!
そして今日も1日をお疲れ様でした✨

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