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できない理由を並べるのではなく、何をやるかを考える

【MIRAI KOUBOU入居者紹介】株式会社デンソー 堀川健一郎さん

みらい創造機構は、2020年1月に投資先である株式会社ツクルバの運営するシェアードワークプレイスco-ba ebisu内に投資先、大企業、事業支援機能を有する関連会社が入居するコワーキングスペース“MIRAI KOUBOU”を開設しました。

みらい創造機構では2017年よりパートナー企業を中心に出向者を受け入れてきました。「MIRAI KOUBOU入居者紹介」では、大企業からみらい創造機構へ出向頂いたみなさんの実体験や学び、また、入居する関連会社、スタートアップについてお伝えします。

今回は株式会社デンソーから2年間出向頂き、2020年6月に帰任された堀川健一郎さんのインタビューをお届けします。

今までどんなことをしてきましたか?

—1999年にデンソーへ入社し、2001年にデンソー短大情報技術科を卒業した後にボデー事業部にて超音波センサのシステム設計を10年担当。トヨタ自動車への出向の後、社内人材公募を活用して2012年に新事業推進室へ異動し、以降は新規事業企画で、オープンイノベーション業務に就き、ベンチャー及び大学シーズ活用したオープンイノベーションを推進しています。

参考:デンソーテクニカルレビュー

自ら出向を志願したと伺いました。なぜ出向に志願したのですか?

— 社内教育で、みらい創造機構の「ベンチャーキャピタリスト養成講座」に参加したことがきっかけです。「ベンチャーキャピタリスト養成講座」は、成長し自社とのアライアンスを期待できるベンチャーを発掘する方法を学ぶ狙いで行われました。企業価値評価に関する基礎知識を理解し、チームを組んで投資先発掘、投資検討のシミュレーションを行う内容でした。

講座に参加して、事業企画担当者であるにも関わらず、事業開発や経営について深く理解していないことに気づかされました。抱いた課題感に対して、社内のコミュニケーションでは限界を感じていたこともあり、外部との接点を持てる環境に挑戦する必要性を感じました。講座の懇親会で、みらい創造機構の岡田社長と出向の話題になり、チャレンジしたいと思い出向を志願しました。

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出向していかがでしたか?経験した壁は?その壁をどうやって乗り越えたのでしょうか?

— 実際に、みらい創造機構のベンチャーキャピタリストとチームを組んで、投資案件を起案させていただく機会を頂きました。オブザーバーとして聞いているのとでは全く異なり、想像を超える緊張感とプレッシャーを経験しました。投資の可否を決定する投資委員会が間近に迫ってきたときには、精神的にも追い詰められましたが、岡田社長や金子取締役にも支援して頂き、投資先の経営者とも何度も協議し、双方が合意できる条件を導き出し投資が決まりました。交渉は相手によって戦略が異なるため、経験豊富なみらい創造機構のみなさまのアドバイスがとても参考になりました。

出向で最も学びになったことは何でしょうか?

— できない理由を並べるのではなく、何をやるかを考えることです。ベンチャー経営者との経営会議などに出席し、事業成長や営業戦略を議論する経験を積み重ねることでで自身もアウトプットを強く意識するようになりました。現在でも優先順位や重要度の自分なりの考え方や軸を確立する癖が身につきました。
また、出向期間中に気づけば788枚の名刺を交換していました。年間の稼働日が約240日ですので、有給休暇を除いて単純計算して平均して一日3.28人に2年間面会したということになります。 多くの人に会った中で、人としての魅力がある社長の周りにはよいメンバーや支援者がいることに気づきました。そのような刺激を受けて自分も何をやるかを意識するようになりました。

みらい創造機構での経験を今後どのように生かしたいですか?

— 出向中は、毎日様々な刺激や情報が入ってくる環境であったため、投資対象案件に関し情報収集することは日常的なことであり、知らないことを知る大変よい経験ができました。また、情報鮮度は重要な学びの一つだと思っています。帰任後は社内での時間が多くなりますので、積極的に外部との接点を持つことを意識し常にアップデートすることと、投資家目線や経営者目線など多面的にものごとを捉えることを仕事や人生に活かしていきたいと考えています。

どんな人に出向をお勧めしますか?

・常に新しい分野への好奇心を持っている人
・新しいことへの挑戦を楽しいと思える人
・社内の枠を超えて、活躍したい思っている人

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堀川 健一郎
所属:株式会社デンソー
1999年 デンソー入社、デンソー工業短期技術大学校入学
2001年 デンソー ボデー機器技術部
2007年 トヨタ自動車株式会社へ出向(任期:2年)
2012年 デンソー 新事業推進室
2017年 デンソー 東京支社 技術戦略企画室
2018年 株式会社みらい創造機構へ出向(任期:2年)
好きな/得意な分野など
ジャンルを問わずおいしいものを求め、週末食べ歩きをしている。趣味で始めたカメラは、今や写真・動画に渡って撮影依頼を受けるほどにまで腕を磨き、副業ライフも充実している。

いつもセンスが良く、優しい笑顔の堀川さん。出向期間中は投資検討だけでなく、出向元であるデンソーと投資先や東工大との連携、事業拡大にも尽力頂きました。また、社内外イベントの企画や広報素材のカメラ撮影(プロ!)など、みらい創造機構のムードメーカー役割も担って頂きました。
堀川さん、ありがとうございました!引き続き、どうぞよろしくお願い致します。

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東工大関連VCみらい創造機構 ブランドマネージャー/キャピタリスト