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税金・節税情報

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税理士監修の企業経営向けの節税・手続き・税法改正など税金に関する情報を配信します。
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#扶養控除

年末調整ってなんだ?意味を知ると大事な手続きだと分かります!

この記事は令和5年10月に書いております。これをご覧になっている方のお手元に保険会社から保険料控除証明書が送られてくる頃です。また、会社員の方は事務の方から年末調整の書類を渡される時期でもあります。 普段は税金に関心が無い方も、否が応でも「税」に関わる時期が年末調整と確定申告の時期です。また、全給与所得者に関係するので、関わる人数は国内でも最大級の公的手続きの一つと思われます。 「面倒だな」とか「適当にやっとけ!」と思っている方もこの記事を読むと、実は後々まで影響する大事

児童手当拡充+子の扶養控除廃止で税負担はどれくらい増える??計算してみた

政府は6月13日に公表した「こども未来戦略方針」で、中学生までの児童手当の支給期間を高校生まで延長すると同時に、16〜18歳の子供がいる親の扶養控除の見直しも検討するという報道がありました。年収によっては児童手当の増加分よりも、税負担が大きくなるケースもあり得るようです。 給与収入で900万円を超えたあたりで負担増となるようですが、むしろ給与収入が年900万円を超える方は全体の内数パーセントです。給与収入が年600万円までで全体の約80%になります。報道では一般層にについて

扶養控除の話|確定申告と年末調整

確定申告と年末調整でよくお世話になる控除制度について解説します。 今回は扶養控除です。所得控除の中では前回の配偶者控除と並びメジャーな控除です。お子さんの扶養についてはよく知られています。しかし、ご自身の親御さんや祖父母さんを扶養に入れる際には年金収入が有るので注意が必要です。 配偶者控除、配偶者特別控除については前回の記事で解説してます。 扶養控除の条件 扶養控除の対象にするには生計を一にする16歳以上の親族であること、年間の所得が48万円以下が条件です。配偶者特別控

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年末調整の書き方!準備するもの!令和4年度版 手書き書面で解説

年末調整の実務担当者も、年末調整をしてもらう社員の方も必見の内容です。制度の概要、必要書類、計算方法、年末調整の他に確定申告が必要な場合など実務に沿った解説動画です! 企業の実務においては手書きで年末調整の各申告書を行うことはめっきり減りました。しかし、手書きの手順を踏むことで複雑な各控除申告書の役割や計算の手順が分かってきます。 年末調整のご担当の皆様の研修資料代わりにも使えますので是非ご視聴ください。チャンネル登録も是非是非よろしくお願いします!