KALSに入校すべきか否か

某医学部学士編入予備校について記載します。
まず、前提としてご注意いただきたいのが、私はKALSの情報を集めていましたが、入校していません。なので、入校して初めてわかるメリットなどは知らないので、主に実績に基づいた評価をします。個人的には常に実績で判断するのが、その場の営業トークに振り回されないコツで、KALS入校の判断軸も外れていないと考えています。

結論から申しますと、生物系バックグラウンドがあり、尚且つ阪大狙いの人は不要だと思います。
ただ、医学部編入実績は疑いようがなく、生命科学のバッグラウンドがない方もしくはKALSで合格実績の高い学校を狙う方は検討に値する、というのが私見です。

【私のK◯LSの情報】
結果的に入校せず、独学でした。ただ、調査はたくさんしました。→説明会参加、チューター相談会参加、合格体験記2019-2023まで入手済み、生命科学・基礎・完成・実践・要綱集、物理、化学教材は新宿校で全て閲覧済み

生命科学バックグラウンド有➕阪大狙いの方が不要な理由は2点挙げられます。
①KALS生の阪大合格実績は乏しい。
②物理と化学の教材はいたって普通。

①については毎年の大学別合格実績をみれば一目瞭然です。去年は0人で、大体0〜3を推移している印象です。今年は4でしたが、その理由として、生命科学が難化したことによるKALS生の強みが出た形だと考えます。
文系だけどK◯LSで生命科学極めて医学部合格しましたって報告はよく目にしますが、物化初学だったけどK◯LSで極めて阪大医学部合格しましたってコメントはみたことありません。この時点で物化は大したことないんだろうなと思ってました。
②百聞は一見にしかずです。大したことないと思いつつ、結論は出せなかったので、新宿校に赴き、教材の中身を全て確認しました。私は物理化学がわからなかった人間ですが、この時期に本屋で参考書をパラパラ眺めていました。それと比較してK◯LSの教材は可もなく不可もなくと言った感じでした。むしろ、これを確認することで入校する必要はなさそうだと確信が持てました。
その一方で、生命科学の要項集はすばらしい教材でした。必要十分な文章で編入に必要な情報が網羅されています。初学の人は正直きついですが、生命科学を学んできた人間はこの一冊で十分だと思います。

では、例えば、医科歯科狙いだったらどうしたか?
おそらく入校してます。
去年は5人枠で、たしか4人合格して、今年は3人です。KALS生の合格比率が高いです。生命科学の勉強法だけでなく、先輩チューターからの対策、面接対策も優れているのだろうと推察します。合格のためには、自分が優秀であることはもちろん重要ですが、成功者のやり方を踏襲することはより重要なことです。わざわざ独学で進むより、成功者がたくさんいて、相談できる環境に身を置いた方が成功確率は高いです。ゆえに、K生の合格実績が高い大学を狙う場合は入校を検討するのは、おおいにありと思います。ただし2年以上は行っても無駄でしょう。一年で必要な情報、勉強の仕方など学べるはずです。惜しくも落ちたけど、通い直してしまうと、一年目ほどメリットないと思うので、カモられる感じがします。自習室の利用目的であるならば、予算との兼ね合いで、他も検討してもいいかもしれません。最近はワーキングスペースも安い値段で利用できますし。

拙い文章でしたが、ご一読くださりありがとうございました。

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