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『猫を処方いたします②』

今年21冊目

10日前まで義父が入院していた病院は、着替えの交換が受付だったので、わざわざ看護師さんが病棟から持って降りてきてくださる。その間に何ページか本が読めるので、癒し系のこの本を読んで待っていました。今の病院はナースセンターまで上がっていいので、ちょい読書タイムが無くなって残念ではあります。

連作短編形式ですが、1巻からの流れがはっきり見えたり、表紙もそういうことかとわかったり。

「猫のフンかて、小さいも大きいも関係あらへんでしょう。…中略…小さいもんでも、うまいこと出えへんかったらいつか詰まってしまう。詰まったところにまた小さいフンが溜まって、いつのまにかどうしようもなくなってしまう。…」

【中京こころの病院】では薬ではなく、猫が処方される。

猫を通して、自分のこころに気づく。

軽やかに読了。

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