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【制作&滞在編】オホーツクハウスで制作合宿しました2022

1月14日〜16日にかけて、オホーツクハウスきよさとにてミライノオンガク主催の制作合宿(ワーケーション)を行いました。
とても楽しくおいしく過ごせたのでnoteでレポートします。まずはオホーツクハウスでの制作と滞在編。

すさまじく美味しい飲食&オホーツクハウス近辺への移動編はこちら。

今回行った人

・K/Inada : この記事を書いている ノイズ/アンビエント制作 ミライノオンガク代表
SaruBeats : ビートメイカー タイプビートの制作販売をしている Ableton Liveユーザー
Leonhardt : DJ 手数が多い 今回はDaVinci Resolve Fusionでモーショングラフィックス制作を一から始める
kukoruca : シンガーソングライター 歌って打ち込む Logicユーザー
mino/sapsnow : DJ,トラックメイカー サンプリング主体に楽曲制作 Ableton Liveユーザー

オホーツクハウスきよさと

(帰り際に撮った写真です)

オホーツクハウスきよさとです。フルリノベーション済みの一軒家でとても綺麗!(公式サイトからの直接予約がお得なようです)
これまで何軒かの民泊を使って同じように制作合宿を行なってきましたが、その中でも一番立派な建物です。
1階に広い居間・広いキッチン・2つの広い寝室、2階にも2つの寝室があります。5人だと持て余しちゃうぐらい広いですね。
清里町の中心街からも近く、すぐ隣にはセイコーマート(ホットシェフ有)があります。朝食を自炊しなくて済むのでこれはとても嬉しい。

作業用机+椅子が2セット、テレビとは別にPC用ディスプレイが1枚備えつけてあります。長時間作業することを考えるととてもありがたい設備です。
安定して高速な光回線や電源タップなどの小物もバッチリ。
3日間作業していて不足を感じることが全くありませんでした。

各人の作業風景

SaruBeatsは作業用机にオーディオI/FとiLoud Micro Monitorを設置、Ableton Liveでトラックメイクです。
kukorucaは和室で作業です。ハードオフ網走店で買った3000円の謎アコギ(プラスチック製で6弦のペグが巻けなくなった)を使いながら作曲しています。馴染み度合いがすごい。
Leonhardtは作業机でDaVinci ResolveのFusion機能を使ってモーショングラフィックスをいじっています。
mino/sapsnow(右奥)は居間で作業。Ableton Liveを使っています。
K/Inadaはカリンバとコンタクトマイクとエフェクター(ハードオフ網走店で買ったジャンク含む)でアンビエントを録音しています。

やったこと

今回は「各人がなんらかの成果物を(途中でもいいので)公開する」という条件だけつけました。その作業だったり普段の作業だったりお話ししたりいろいろやります。

iZotope Insight2を見ながら位相やステレオ幅などの話をしています。日本語情報があまり存在しない分野のかなり突っ込んだ話ができました。
例の謎アコギでの弾き語りも収録しました。

2日目には隣駅の清里町札弦で行われていた「ご自由にどうぞ」というイベントへ。お堂でアンビエントが流れる中、レコードを掘ったりおいしいベトナムおつまみを食べたり子どもが走り回っていたりと、札幌ではなかなか体験できなさそうな楽しい空間でした…!
地方でこういうイベントをやっているとミライノオンガクの活動の励みになりますね。
清里町は全体的にエネルギーが高めの町でした。モチベーションが充電される感じです。


成果物

K/Inada

カリンバ → コンタクトマイク → BOSS PS-2(ピッチシフター/ディレイ) → ARIA ADD-1(ハードオフ網走店で800円のジャンクディレイ) → BOSS RV-2(リバーブ)を鳴らしてアンビエントを作りました。暖かい家の中(オホーツクハウス)から冷ややかな外を眺めるイメージです。


kukoruca + K/Inada

ハードオフ網走店で買った3000円の謎アコギでの弾き語りです。6弦が弾けないですが、なんともいえない親しみやすさのある音ですね。
オホーツクハウスきよさとの居間の響きをIRリバーブファイルとして採取して使用しています。試聴音源でその響きのよさを確かめてみてください。


SaruBeats

メロウかつ骨太なタイプビートを仕上げてきてくれました。動画もカッコいい!
手早くクォリティの高いビートを作っていく過程がとても参考になりました。


mino/sapsnow

mino/sapsnowはUK garageを骨組みまで作ったようです。ここから完成させていくのが楽しみですね。


Leonhardt

Leonhardtは誰かが持ってきたLaunchPadを素材にして短いモーショングラフィックを作ってくれました。触り始めて1ヶ月そこいらだそうですがここまで出来るのすごい!


感想

オホーツクハウスきよさと、とても制作合宿向きの空間でした!
作業用机やディスプレイや複数の電源タップが用意してあるのがありがたかったですね。他の民泊での制作合宿ではこれらを持ち込むのがかなり手間だったので…
小物はハードオフ網走店で大体揃うのもポイントです。マイクケーブルだけはなかったので持ち込みを忘れずに。
自宅で作業が捗らない、複数人で制作したい、おいしいものも食べたい、そんな用途の人はぜひ公式サイトから予約してオホーツクに向かいましょう。
北海道内の人でも自分の住んでいるところとの違いを存分に楽しめると思います。
飲食&移動編もお読みいただければ。

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