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戦略的にマルシェに出店する❗ (農業)

マルシェは最近いろいろなところで開催されています。農家の方が直接、自分が育てた作物を販売してくれるし、普段あまり目にしない作物や新鮮な作物が並べられ、試食などもあるので非常に楽しいですよね。

有名なところでいくと「青山ファーマーズマーケット」(青山)、「Ebisu Marche」(恵比寿)、「太陽のマルシェ」(勝どき)、「ヒルズマルシェ」(六本木)、「Umekiki Marche」(大阪梅田)などがあり、僕もよくいきますが非常にワクワクしますよね。

〇出店する側の農家の目線でマルシェを考えてみる

・マルシェで儲けることはできない。
マルシェで儲けることはまずできないといえます。マルシェに出店するためには出店のための手続きをしたり、ブース(店舗)の装飾などの準備をしたり、お釣りなどの小銭を用意したり、マルシェ用のパッキングをしたり、当日の販売のために人手を手配したり、さらには出店料をとられたりと非常に手間と費用が掛かります。
一方、マルシェでの売上はだいたい1.5~2万円、がんばっても4万円程度にしかなりません。

私もトマトとトマトジュースで何度も出店してきましたが、売上高の最高で6万円でした。しかもこの時は友達や仕事で付き合いのある方が買いに来てくれて特に単価の高いトマトジュースをたくさん買ってくれたケースでした。通常は3~4万円程度です。

非常に手間と経費が掛かる割に、たいして売り上げが上がらないのがマルシェです。ですからマルシェでは儲けることはできないと思います。 

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