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もみ殻の燃料化! 「もみ殻薪化装置」

こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。今日はもみ殻についてお話いたします。
もみ殻とはお米の最も外側の皮のことです。一般の方は精米された白いお米を目にしますが、田んぼで収穫された「籾(もみ)」が「玄米」となり「精米」となって一般に販売されています。
籾が玄米となるときに外側の皮を取り除くのですが、それが「もみ殻」です。

もみ殻

お米の日本国内での生産量は約750万t。そしてその約2割がもみ殻となります。ですから、もみ殻は年間約150万t発生します。
多くのもみ殻は土壌改良剤につかわれたり、暗渠排水の資材として使われたり、家畜の敷材に使われたりしていますが、まだまだ多くは産業廃棄物となってコストをかけて処分されています。

それをバイオマスエネルギーとして再活用するのが「もみ殻薪化装置」。

いままで産業廃棄物としてお金をかけて処分していたもみ殻が、薪にすることで産業廃棄物処理費用が不要になるだけでなく、燃料資材として収益化することができます。

今後も原油価格の高騰は続くと思われますし、環境面から見ても化石燃料の使用を減らしていくことが求められる中で、もみ殻の薪はカーボンニュートラルのバイオ燃料となりますので、環境にも優しいエネルギーとなります。

さらに日本人がお米を食べ続ける限り、もみ殻は毎年発生するので、無くなることがありません。環境面からも、エネルギー資材面からも持続可能なものとなります。

もみ殻の燃料化! 今後、注目です。

【問い合わせ】
TEL 080-3396-5399
MAIL:t.ogawa19720117@gmail.com

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