見出し画像

他の産業との交わりがビジネスを加速させる (農業)

こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。
農業がビジネスとして事業を持続可能なものにしていくためにはしっかりと“稼げる農業“を実現していく必要があります。

その一つのキーとなるのが他の産業とのつながりです。技術にしろ、農園運営ノウハウにしろ、ビジネスモデルにしろ、他の産業と情報交換し、学び、連携することが非常に重要です。
農業でしっかりと稼ぐための重要なポイントは農業以外の産業の活用であるといっても過言ではないと思っています。農業者の方が身内である農業者とばかり情報交換していても、愚痴は出てきても知恵やアイデアは出てきません。

そのため、私も農業者の方と話をする際には他産業の人が集まるような交流会などイベントに可能な限り参加することをお勧めしています。

しかし農家の方からよく言われることの一つに「時間がない」ということがあります。

現実、農家では朝から夜遅くまで働いており「時間がない」というのは事実です。
日々、自らが畑に入り栽培管理作業や収穫・出荷作業に追われています。。

しかし競争力を高めるため戦略考えやアイデアを出して実現していくならば、経営者は他の産業の技術やノウハウ、ビジネスモデルを積極的に取り入れていかなければなりません。

いかに収量や品質を安定させ、農業というモノづくりの技術基盤を安定させるか、作物の販売単価をあげるために販売先開拓はどうするか、物流コストをいかに低減させるか、人材の生産性をどのように上げていくか、、、などなど、経営者として考えなければならない事は山ほどあり、他産業との意見交換の中にたくさんのヒントやチャンスがあります。

スーパーマンならともかく畑に入って農作業をしながら、自園の幅広い経営課題を考えて行動するなど不可能です。ここで発想の転換が必要です。

農園経営者は稼げる農園を実現していくために真っ先にやらなければならないのは「時間を作る」ということです。そのためには「やらないことを決める」ということです。業務の断捨離ですね。時間を作って他の産業と交わる機会を創出することが稼げる農園を実現する重要なポイントです。


【問い合わせ】
TEL 080-3396-5399
MAIL t.ogawa19720117@gmail.com

【関連記事】-----------------------------------------------------------------------


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?