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#農業コンサル
農業ハウスを建設する際に⑪ ~前半まとめ~
こんにちは。農業参入コンサルをしております小川です。
「農業ハウスを建設する際に」というシリーズで、今まで10回の記事を掲載してきました。
① ~土地・周辺環境をよく確認する~
② ~農園の全体レイアウトを考える~
③ ~ハウス内レイアウト、栽培システム~
④ ~目的・目標を明確にする!~
⑤ ~損益試算・投資回収を考え ハウス予算額を決める!~
⑥ ~ハウ
農業ハウスを建設する際に⑩ ~ハウス設備の仕様を決める(潅水システム)~
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
2022年の第1回目の記事は「農業ハウスを建てる際に⑩ ~ハウス設備の仕様を決める(潅水システム)~」です。
植物の体は90%が水で構成されています。植物の生育において水は①光合成の原料、②蒸散するときに気化熱で植物の体を冷やす、③肥料の輸送、④膨圧により植物のかたさに関わる、など植物の生育に非常に重要な役割を担っています。
この
農業ハウスを建設する際に⑥ ~ハウス設備仕様を決める(ハウス、換気、被覆資材など)~
「ハウスを建設する際に⑤」では「作型」や「目標(収量計画、売上計画)」をベースに損益試算してハウス建設の目標予算の決め方を述べました。
次は「作型」や「目標」を実現するためのハウス設備を考えていきます。ここからがハウス建設をするうえでもっとも楽しい醍醐味の部分ですよね!ハウスのサイズはどれぐらいにするか、どんな設備を入れるか、最新技術の導入は!、、、などなどもっともワクワクする内容となってきます