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社会福祉士に絶対受かってやると思った瞬間

昨日の記事を書いていて、思い出したことがありました。
「社会福祉士に絶対受かってやる!」と思ったエピソードです。

この記事に書いた通り、2つ目に働いた職場では国家資格の
介護福祉士 か 社会福祉士 をとることで正社員に登用されました。

そして職場では大半の人が介護福祉士を取得して正社員になっていました。

介護福祉士は、介護の知識・スキルについての出題が多い。
自分が社会福祉士を受験した当時は、合格率が70%前後

社会福祉士は、社会福祉全般の知識・スキルについての出題が多い。
自分が受験した当時は、合格率が30%前後

出題範囲が広い分、社会福祉士の方が合格率は低くて、福祉系の国家資格の中では難易度が高めでした。
介護福祉士の方が比較的合格しやすいので、大半の人は合格しやすい介護福祉士を選択していました。

それでも自分は「老人福祉に興味がない」ことと「(この職場において社会福祉士の方が)レア度が高い!」という理由で、社会福祉士を取得しようと決めました。

とは言いつつ、別に特別勉強が大好き!な訳でもなかったので時々心が折れそうになっていたものです。
通信勉強の課題提出がいつもギリギリになったり…
計画していた問題集の進捗が全然だったり…
模擬試験の結果が散々で「これ本番で受かる未来が見えなくない?」となったり…
そんな状態で結構直前までぐだぐだだった私ですが、多分試験の3〜4ヶ月前に職場の先輩に言われた一言で一気にやる気が出ました!
それがこちら

「へー社会福祉士ってそんなに受かるんだ。3人に1人も受かるんだ」

これを聞いた時は正直すっごく呆気にとられたのを覚えています。
「え?そんなに受かるっていう割に毎年落ちてる某先輩だっているじゃん?」
(この職場には毎年社会福祉士を記念受験している先輩がいました)
「そうは言っても、みんな社会福祉士取ろうとしないじゃん?」
「言ってる本人だって社会福祉士受けてないじゃん?」
などなど…
咄嗟に色々と不満に思ったのを覚えています。
でもそれと同時に
「あ、そっか。そんなに受かる人いるってことは落ちたらカッコ悪いじゃん」
これが一番にきました。
「そんな『簡単に取れるやつじゃん』みたいに言われるんだったら絶対に受からないと悔しい」
という気持ちでした。

この言葉を受けて、結果的に勉強もなんとか頑張れて、無事合格することができました。
言われた当時は「人ごとだと思って簡単に言いやがって!」と思ったものです。
ただ結果的にこの言葉が、私の中の「社会福祉士試験は難しい」という思い込みをなくしてくれて「社会福祉士試験に絶対合格する!」というマインドにしてくれたので、ありがたいお言葉だったんだなぁと、のちになって感じました。

多分なんですが、ストレングスファインダーでいうところの競争性が働いたんでしょうね。
「勝てる勝負じゃん(負けるとかあり得なくない?)」と言われたと解釈して、「絶対勝つ(合格する)!」というマインドになれたんだと思います。
これただ励まされただけだったら、こうはいきませんでした。
「勉強頑張ってるんだから大丈夫だよ」とか「できるできる、頑張れ」とかそんな応援だったら、全然私の思い込みはなくならなかったし、実際に頑張りきれなかったと思います。
本当に良いタイミングで、いい言葉をもらったんだなと思います。

ちなみにこのありがたいお言葉をくれた先輩にこのエピソードを伝えると
「え?そんなこと言ったっけ?」
と、この言葉自体覚えていませんでした笑

ということで「社会福祉士に絶対受かってやると思った瞬間」でした。
ここまでお読みいただきありがとうございます。

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