知行合一・至誠一貫

私は山口県萩市出身で、学校の石碑に「知行合一」「至誠一貫」と刻まれていました。吉田松陰先生の考え方、行動力をリスペクトして書かれたと思っています。私も知っているからには、必ず行動・実践に移さなければ意味がないと思っています。最近ではこのNOTEや、SNSがありますので、情報を発信していく事も、知行合一のひとつと考えてもいいでしょう!

知行合一(ちこうごういつ)とは、「知識」と「行為」は一体であるという考えのことです。「知識」と「行為」は同一のものであり、「知識」には必ず「行為」が伴わなくてはなりません。なので「知行合一」は、「知識」として知っていてもそれを行わないのは、真の「知識」とは言えないと説いているのです。読書や机上の学問のみで理(ことわり)に達することはできない、仕事や日常生活の中で実践することで理を求めるべきだと提唱しました。これは、「知」と「行」は同じ心の善悪是非の判断基準が作用した結果なので、「知」と「行」を切り離すことはできない。知っていて行わないのは、未だ知らないことと同じであり、知っている以上は必ず行いに表れるという考え方から来ています。吉田松陰は自身が立ち上げた松下村塾の掛け軸に「知行合一」を掲げており、その生き方もまさに「知行合一」そのもの。ペリーの黒船に乗り込んで海外への密航を企てたりするなど、自身の知識欲に忠実に行動し、当時の幕末志士たちに多大なる影響を与えました。「知行合一」の考え方は、江戸時代に多くの人物に影響を与え、たくさんの人が行動を起こす原動力となりました。行動が伴った知識、確実な知識に裏付けされた行動を意味する「知行合一」は、現代でもビジネスマンや、何かを学んだり、新しいことを始めようとする人たちにとって学ぶことが多い言葉かもしれませんね(印)

至誠一貫とは、「誠の心=真心をもって尽くせば、動かなかった人など今まで誰もいない」と解釈できます。その裏をかえせば、「人の心を動かさない事が有るとすれば,それは自らが誠の心を尽くしていないからである」といえます。 ちなみに、至誠通天(至誠天に通ず)とは、真心を持って事に当たれば、いつかは認められる時がくるという意味です。

何事も行動・実践する事が大切で、やるからには誠意と真心を持ってして当たれという事ですね! 良い行いは良い結果として自分にも帰ってきます、必ず!



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