日常生活で大声が必要なのって

頭上の落下物に気付いてない人に〈走れっ!〉と声をかける時くらいなもんじゃないのか。英語でも〈逃げろっ=Run!〉で同じだそうで人間てのは単純な動作でないと咄嗟に反応できないらしい。銃声がしたときは〈伏せろっ=Get down!〉でアメリカ人なんかは言われる前にみんな伏せてると。でまあ、そうではない日常のやりとりで大声が必要なことは基本的に無いんじゃないのか。喉頭炎で辛いとそのあたりしみじみ実感するが、たいていの会話は静かな声で成立する。音量を上げざるを得ないのは片方が難聴気味だったり傍でTVが喚いてたりする時だ。むかしから無駄に声がでかい人間は苦手だ。ましてや地声が大きいことを己の特技と意識してるかのような話しぶりだとつくづくげんなりする。しかもそういう輩の話ってほとんどが自慢話だからね。

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