毎月、同じフォーマットで振り返りしてませんか?
みなさんの会社にも1週間とか、1か月ごとに振り返りミーティングってありますよね。
その内容って、ずっと変わってなかったりしませんか?
なんとなく同じ時間に集まり、なんとなく同じ内容を共有する。
フォーマットも同じなので、その「穴」を埋めて、その「穴」について報告することになる。その繰り返し。
その「穴」が大体KPI(Key Performance Indicator/重要業績評価指標)というわけなのですが、本当にこれがKeyであり、重要って、自分で思ってますか?
誰かが決めた穴を、一生懸命埋めてませんか?
振り返りのフォーマットは自分で作るもの
振り返りが大事というのは、みんな違和感がないと思います。なのに、意味のない、迫力のない振り返りが多いですよね。
Q:それはなぜか?
A:自分でフォーマット作ってないから
と思うわけです。振り返りのフォーマットというのは、シンプルに言うと、
①自分が何に注力して、
②それがどうだったか。
③それについてどう思って、
④次、どうするか
が入っていればいいと思うのですが、同じ会社、同じ部署でも、他の人と置かれた状況違うし、先輩と経験も違うわけです。
同じKPI穴埋め合戦やって、「〇〇件足りないぞ!がんばれ」「こっちは達成だけど、こっちは未達だな」みたいなこと言われても、全然アドバイスになってないし、きっとうまくいかない。
さらに言うと、仕事がつまらなくなる。ちょっと脱線するけど、メンバーの仕事を楽しくするのって上司の責任だと思う。
ミライフでは振り返りのフォーマットは自由
そんなわけで、ミライフでは、統一の振り返りフォーマットは使っていません。パワポで作る人、Excelで作る人、メモベタ打ちの人、自分のビジョンやミッションから説明する人、プレゼン形式でストーリー作る人などなど、ホント人それぞれ(笑)
特徴としては、業績目標やKPIありきの振り返りではなく(そもそも会社から与えられる業績目標もKPIもないけど)、実際に行動したFACTに対しての振り返りで、それに対して次どうするか?ということを宣言する感じです。
管理する側からすると、全員がバラバラの報告をするので、たまったもんじゃないという感じだと思いますw
ただ、僕らはメンバーを管理するつもりがそもそもない。個々が独立して、お客さんに向かう。それを支援する。そんなサーバントリーダーシップが僕らのマネジメントスタイル。
フォーマットを変えることを要望してみた
こんな感じで、そもそも自由なフォーマットで振り返りをしているのですが、今月の振り返りミーティングに際し、
「各自、自分のフォーマットを見直してください」
とだけ、宿題を出しました。
自分が作ったフォーマットは心地よいけど、頭が固まる。定期的に自分が作ったフォーマットをそもそもから見直すことで、より「仕事の本質」を考えることができるので。
もちろん、僕自身もフォーマットを変えてみたんだけど、今回は最年少メンバーのあさみんにnotionの使い方を教えてもらい、初notionで構造を作りながらやってみました。
そうこうしてたら、振り返りミーティング当日、役員のまっさんもnotion使いこなしてきててビックリ!
「僕らおじさんもこうやって、変化することができるんだなぁ」って、妙に納得してみたり。
そう、リクルートでいう「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」ってこういうことなんだって思う。
若い人も自分で考えて動くことで成長する。
おっさんも新しいことにチャレンジすることで成長する。
たかがフォーマット、されどフォーマット。
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