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Doingは大胆に、Beingは穏やかに。

仕事柄、日々誰かの人生相談、キャリア相談に乗っているし、今はミライフキャリアクリニックというキャリアの塾のようなコミュニティも主宰しているので、日々「幸せに働く、生きる」ということを考えているのだけど、この数カ月考えてきたことを少しだけ整理してみたい。

コーヒーブレイクだと思ってお読みいただければ!

理想未来が描けない人が多い

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この図はミライフのHPでも出していて、僕自身がずっと大事にしている考え方。「もしも未来が○○だったら」って考えて、後悔しそうなことがあれば、それを回避するように動けばいいし、ありたい姿が描けたら、そこに向かうための努力をすればいい。簡単に言うと、そんな考え方。

僕はこの「思考を未来に飛ばして、未来から現在に戻ってくる」っていう思考実験を学生時代からやってるので妄想が特技&趣味!(というと怪しいけど)

で、このフレームもイメージしながら、ミライフキャリアクリニックに参加してもらっているメンバー含めいろいろな人に理想未来を考えてもらってるんだけど、これがまた難しい。。。なかなか言葉が出てこない。。。


DoingとBeing

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で、理想未来ってなんだって話なんだけど、DoingとBeingで出来ていて、日本語でいうと、「何やりたい/やりたくない」「どうなりたい/なりたいくない」ということを考えることって言っている。やりたいことが無くても、やりたくないことはあるからそっちを挙げて、残ったゾーンがフェアウェイって考え方もあり。

多くの人とこの理想未来議論をしてきて、ざっくりの印象としては、Doingタイプが20%くらいで、Beingタイプが80%くらいって感じかなと思う。明確に何かをやりたい、成し遂げたいということがある人はあんまりいない。


ロールモデルインタビュー

ミライフキャリアクリニックでは自分の掲げた理想未来や自分の大事にしている価値観や想いに近い人をみんなで紹介しあって、インタビューしていくるというロールモデルインタビューっていう超贅沢なプログラムがある。

そのインタビュー内容のシェアをみんなでしていたときに、いつも考えていた「幸せに働く、生きる」ってことがなんとなく見えてきた。


自分の大事にしている価値観、想いに従う

まさにクランボルツのPlanned Happenstance通り、最初から今の自分になることなんて想像してなかったけれど、人の出会いとか、仕事のチャンスとか、偶然の連続でこうなったと仰ってる人が多かった。

では、何も考えてなかったのかというとそうではなく、「自分の大事にしている価値観、想いに従って生きてきた」ということが見事に共通していた。そして、そんな風に自分の価値観に従って生きていくってホント素敵だと思ったし、キラキラして見えた。

ある意味、ここさえ外さなければ、幸せになれる確率が急上昇するんじゃないかと思った!(もちろん、人によって大事にする価値観は違う)


Doingは大胆に、Beingは穏やかに。

そして、もう一つの発見としては、Doingの方は社会に貢献したいとか、何かを成し遂げたい、感動させたいとか、事業を作りたいとか、経営に参画したいとか、大きな夢を語っていることが多いのだけど、Beingは家族との時間だったり、健康、美味しいものを食べること、趣味を持つこと、のんびりすることといった当たり前のことが当たり前にあるという内容が多かった。

まとめると、「Doingは大胆に、Beingは穏やかに」といったところかな。

コメント 2020-06-01 010553

↑こんな感じ??

ちなみに僕自身は、元々、完全にDoingタイプで、やりたいことを理想未来に掲げ、逆算してやるべきこと考えて、ガンガンチャレンジしていくことにやりがい、生きがいを感じていた。

でも、子供が生まれて、このまま仕事100%人間だと、絶対人生後悔するって思うことが出来て、Beingというものを遅ればせながら手に入れた。

今はそのバランスがちょうどいい。これが幸せだなーってしみじみ思う。


きっと、どっちタイプの人かにもよるけど、Beingタイプの人は大胆なDoingをやってみることで、バランスよくなるし、僕みたいなDoingタイプの人は穏やかなBeingについて考えて、その要素を混ぜ込んでいくことでバランスよくなる。また、同じ人でも、年齢重ねるとそのベストバランスって変わってくる。

Doingは大胆に、Beingは穏やかに。

これが、人生後悔しない、幸せに生きるコツかなーって思う。

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