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起業してよかったこと、つらかったことベスト3

今日は3月10日のサトウの日。ミライフの創業日になる。思い起こせば、4年前の2016年に起業したわけだけど、どうしてもこの日に創業したくて、会社辞める前にこっそり登記したのが懐かしい。

起業して4年。いろいろあったけど、概ね順調と思ってる。それは単に前向き過ぎるだけなのかもしれないけど。。。今日は4年間の振り返りを兼ねて、「起業してよかったこと、つらかったこと」をテーマに整理してみたいと思う。

起業してよかったことベスト3

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3位:意外になんとかなる
起業する時に、断固起業反対の奥さんに納得してもらうために、毎月家に入れる生活費を3年分前納したり、その3年でどうにもこうにも実力、センスがなく、稼げなかった場合は、躊躇なく、再度企業に転職活動して入れてもらうと約束して、ミライフを始めたけど、なんとか丸4年生き延びることができた。不安はあるけど、意外になんとかなる。これがなによりよかった。

大きな会社にいると社内完結して、社内でなんでもできたけど、ベンチャーだとそうはいかない(そもそも人いないし…)。でも、逆に社外の人との交流がめっちゃ増えて、ホント社外の人助けてもらったと思う。感謝!!
2位:働き方の柔軟性
これは独立・起業したからなのか、そもそもなのかというのはあるけれど、働き方自体を自分で決めることが出来るのは幸福度高い。リクルート時代から、週1回は保育園のお迎えに行ってたけど、今では週2回は17:30に早帰りして、ご飯作って、子供と一緒に食べてる。一方で、子供が寝たら、そこからまた、寝るまでずっと仕事してたりもする。仕事とプライベートの切れ目がホントに無くなった。これを働き方の柔軟性と言っていいのかわからないけど、自分にとってとてもいい感じ。

ちなみに、起業する時に先輩に教えてもらった「規則正しい生活をしろ。起業して失敗する奴は朝起きれないやつだ」って言葉は忠実に守ったと思う。
1位:自分で意思決定できる(自由!)
1位はダントツにこれですな。なんでも決めれる。即決めれる。リクルート時代もいろいろ任せて頂いていたと思っているけど、こう考えると何一つ、自分で決めたことなんてなかったかもしれない。。。
僕自身は、理想のエージェント作りたいって青臭いこと言って起業したから、それを貫くことと向き合ってるのは、辛いけど楽しい。自分で決めたからこそやり切れるって感じ。とにかく、自分で決める、選べるって幸せだと思う。

一方で、決めるってホント難しいと思う。特に社員の仲間が入ってきてくれてからは、『こいつ(僕)の判断軸はなんなんだ?』って意思決定の軸を常に求められてる(見られてる)って感じる。ビジョン、ミッション、バリューといった観点もあるし、戦略や財務の観点もある。つくづく経営は総合格闘技だと思う。正直、もっと適当に、無責任に、感覚的に、お金のこととか考えずに選びたいって思うこと、いと多し。。。

起業してつらかったことベスト3

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3位:仕事選び
起業すると、「誰のために何をするのか(=仕事)」ってことを決めていくんだけど、これがまた難しい。初年度は経験を広げるために「得意なエージェント禁止、リクルートの仕事もらうの禁止」と自分で決めちゃったから、自社のサービスをやるというよりは、コンサルとしてのクライアントワークが多かった。これは、いろいろ上手くいかないことも多くて、良かれと思って正論言って、クライアントの社長に煙たがられたり、甘い条件で仕事受けたら、期待値がドンドン増えて、「話が違う!」ってなって辞めたり、バイトが続かない問題児みたいな感じだったと思う。

でも、大好きであり、本業であるエージェントを1年目に封印したのは今でもよかったと思う。短期的にはつらかったけど、この禁欲生活のおかげで、2年目から「理想のエージェント」を目指すということがハッキリしたので。自社サービスやりだしてからはホント楽しい。
2位:お金
お金については常に不安が付きまとう。。。一人でやってた時は自分さえよければいいので、全然大丈夫なんだけど、社員が増えていくとお金の心配が常に出てくるようになった。もし、売上0円が何カ月続いたらキャッシュが尽きるかとか何度も計算したし、安心して働いて欲しい、給与だけは絶対に払いたいと思って、政策金融公庫から1000万の借金もした(絶賛返済中!)。
また、エージェントサービスというのはビジネスモデル上、今頑張ってる仕事の入金が半年後くらいなこともよくある話なのに対して、給与も家賃も今月分として持っていかれ、入金までの間、口座残高がじわじわと減っていくのである。とにかく、入金が待ち遠しいw

あんまりお金のことをキャンキャン言うタイプではないけど、これぞ起業!って感じでヒリヒリするのはお金のことが多いかも。ちなみに1年目は計画的に赤字、2~4年目はコンスタントに黒字を続けることが出来ている。
1位:人間関係・マネジメント
リクルート時代は10年近くマネジメントポジションを経験させてもらって、直接見させてもらったメンバーが200人くらいいるんだけど、リーマンショックの時の早期退職以外で、僕に退職届を出してきたメンバーは一人もいない。僕はこれをちょっとした自慢だって思っていた。

でも、リクルートブランドを取られた僕には何もなくて、社員5人採用して5人退職する、離職率100%の奇跡の会社を作ってみせた。「性格のいい会社」って本を書いているのに、メンバーにとっては、言ってること(理想)とやっていること(現実)の違いから、嘘つきとも言われた。また、模倣困難性の高いビジネスモデルを作るなんてMBAかぶれみたいなことを言ってたら、競合も真似できなければ、社員も真似できないサービスになってしまったり。。。

とにかく、得意だったはずのマネジメントが全く通用しなかった。。。ホント、リアルしくじり先生である。でも、きっとこの経験が今後、効いてくるって信じてるんだけど(前向き!!)。

最後に・・・起業のススメ

起業のいいところ、つらいところをつらつらと書いてきたけど、トータルではやっぱり起業してよかったって心の底から思う。これからの時代、起業でも、独立(フリーランス)でも、副業でもいいんだけど、自分の力でビジネスしてみる経験って必須になると思う。仮にまた会社で働くとしても。

大きな会社でOne of Themでやってるより、たった一人の小さな会社でも責任背負って、意思決定しまくっている方が成長するし、なにより、自分で決めるって楽しいし、ワクワクするんだよね。

きっとここから経済状況が大きく変化していく。僕らベンチャー(零細企業)にとってはここが本当の勝負所。

僕らは職人のように質の高い仕事で勝負する。本質的ないい仕事することが、生き残りのカギだと思うので。

とにかく来年のサトウの日まで生き残り、こうして呑気に振り返りでもしたいって思う。


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