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幹事っていうのは人間総合格闘技的な役割なのよ

僕がドクターをやって、キャリアに悩みを持つ人の課題解決をしてあげるというミライフキャリアクリニックのサービスを、デザイン思考で料理したら、あっという間にコミュニティとしてのサービスに変化してきた。

「Mr.幹事」G2さん

ミライフキャリアクリニックがコミュニティサービスとしてやっていくことを決めたときに、どうしても一人参画してほしい人が思い浮かんだ。

我らがG2(じーつー)さんである。早稲田ビジネススクールに通っていた人で知らない人はいないっていうくらいのちょっとした有名人で、民放キー局の経営企画局に所属しながら、趣味でも特技でもある「幹事」として、年平均100回以上、1000人以上が集う会を20年以上続けている。

一言でいうならば、「コミュニケーションモンスター」である。

G2さんに参画してもらって、ミライフキャリアクリニックとしてのコミュニティのあり方や運営や活性化のエッセンスを注入してもらいたい。そんな思いでお願いしに行ったら、これまた快諾して頂いた。ホント嬉しい。

G2さんのコミュニティ論

G2さんはご自身でもコミュニティづくりの学び場・通称『コミュラボ』を主宰されていて、そこでは日々、素敵なコミュニティを作るためのエッセンスがやり取りされている。

G2さんのコミュニティに対する考えが好き。なにより熱くて、温かい。なので、ミライフキャリアクリニックもG2さんにアドバイスもらいながら、最高のコミュニティにしていけたらって思う。

以下、G2さんのコミュニティ論抜粋w

コミュニティに必要なのは、花火でも焚き火でもない。聖火だ
コミュニティに必要なのは、単発イベントの花火でも、誰かが番をする焚き火でもなく、常にその灯りを託し続ける「聖火」である、と。
聖火台は一つである必要もなく、聖火リレーのランナーも一人じゃなくていい。ひょっとしたらお神輿を担ぐように、走っても良い。常にどこかで誰かが、次の「あなた」を目指して走っている。その周りに人が集い、応援している。熱量の維持とか考えずに、走りたい人、応援している人、遠くで見守る人…そうした動きが一体となっている。
コミュニティってそんな感じなのかな、と思ったりしています(この動きにマネタイズする仕組みを纏うことも、もちろんアリです)。
なのでやっぱりコミュニティはmanage(なんとかする)ものではなく、organize(複数の要素を組み立てて、一つの体とする)もの、だと思います。
G2さんが考えるコミュニティの定義
共通の興味関心の「旗」のもとに集まった「仲間」が「継続的に行う活動」と「役割」がある場所
コミュニティづくりのポイントとして「2W1H」
Why (旗) :なぜ、何のために、私たちはやるのか?
What(継続的活動):どんなことをやるのか?
How(役割) :どうやってやるのか?
このなかで、G2さんが一番大切というのが「旗」。これをハッキリさせること。
同窓会が行われる集まりの3つの特徴
1.現役時代だけでは達成し得ない困難な目標に挑戦していた
2.現役後も各自が挑戦を続けている
3.その挑戦の状況をオンラインなどで共有している
同窓会はこの3.をオフラインでおこなうもの。なので、現役時代の関係作りが、まず大事。

幹事っていうのは人間総合格闘技的な役割なのよ

言葉にすると、仲間が集い、実現する
きっかけはいつも「思い」を「言葉」にすること。とにかく自分はこんなことを思い、こんなことを目指し、ゆえにこんなことしたい、という「思い」を見逃さない。そしてそれを、話すのでも書くのでもいいけど「言葉」にする。…すると、同じ思いの人がいて「仲間」が集い始める。一緒に楽しく動いていると、さらに仲間が増えてくる。そうして新たな人をお迎えしつつ、動いているうちに、思い=言葉が「実現」する。

これもホントそうだなーって思う。今回もミライフキャリアクリニックを作りたい、そしてモヤモヤ以上転職未満の人のキャリアの悩みをクリアにしたいっていう想いの元に、漫画のワンピースみたいに最高の仲間が集まってきてくれている。

今回、G2さんにはコミュニティ設計のアドバイザーとして、そしてメンバーを直接伴走するメンターとしてミライフキャリアクリニックに参画してもらいます。こんなG2さんの幹事力を間近で体感できて、かつ自分のメンターとして壁打ちに付き合ってくれるなんて、ホント贅沢過ぎると思うw

というわけで、僕自身もミライフキャリアクリニックを通じて、G2さんから幹事道を学んでいきたい。

幹事っていうのは旗を掲げる構想力、仲間を巻き込む共感力、事を成す実現力の3つが必要な人間総合格闘技的な役割なのよ(by G2さん)

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