今、世界で最も不幸なことは、覇権国である米国の大統領が、ジョー・バイデンであることではないだろうか。
しかし、ジョー・バイデンであるからこそ、覇権国アメリカの崩壊の進みが早く、新しい秩序が生まれるのかもしれない。
以下は、私の勝手な推測である。
イスラエルはガザへは侵攻できない。理由は3つある。1つは、ヒズボラの存在である。イスラエルがガザへ集中すればするほど、対ヒズボラに隙ができてしまう。常にヒズボラを注意しておかなければならず、ガザへ集中しにくい。
2つ目はガザの地下トンネルの存在である。ガザへ侵攻すれば、地下に潜む武装組織、司令部、武器、弾薬を使ってハマスからの反撃を受けるという懸念がある。簡単な戦いではないことが予想され、脅すことはできても実際の侵攻には躊躇がある。
3つ目は国際的な世論と国内のネタニヤフ政権への批判である。ここで、ガザ侵攻を強行すれば、国際社会から「ジェノサイド」と認定されるのは明白である。たとえ、ガザを殲滅したとしても、その後イスラエルという国家を継続できるかが分からないほどの批判を受けるであろう。
これらの理由からガザへの侵攻は「するぞ」という脅しには使えるが実際には、侵攻はできないのではないだろうか。
しかし、イスラエル、というよりもシオニストは、強硬姿勢を崩さないだろう。
ただし、国際的な世論、そして、国内のネタニヤフ政権への批判の高まりによって、ネタニヤフ政権は停戦を余儀なくされるはずである。
その仲介にはロシアを中心として中東の国々が仲介するのではないだろうか。
米国ではなく、ロシアと中東。そうなると、世界の覇権国家である米国の覇権は崩壊したことになる。
もはや、米国主導の世界秩序は成り立たない。
そうなると、ドルは基軸通貨の地位を失っていく。BRICSプラスは力を持ち、グローバルサウスは力を持ち、自国通貨、或いはドル以外の通貨での貿易が格段に増える。
ただでさえ、世界の中央銀行の外貨準備におけるドルの比率は減少しているが、それがさらに減少することになる。
米国のリーダーシップは地に落ちる。現在のバイデン大統領は弾劾されるか、選挙に敗れるかで大統領職を辞すことになる。そして、同時にそれは世界中のディープステートの終わりの時となる。
世界は多極化となり、西側と呼ばれた欧州と米国の衰退は明白となり、アフリカは経済成長を遂げ、真の独立を果たす。つまり、経済的な自立である。
世界各国はトランプ氏の自国ファーストの世界、プーチン大統領の言う「自国の民族、歴史、文化を尊ぶ」世界がやってくる。
今の中東で噴出した2000年の人類の課題が、心豊かな人類社会誕生の最後の課題ではないだろうか。
この世界が大切なものを取り返すために、人類は最後の課題に取り組んでいる。そして、その課題は解決される。
そう、信じる。
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