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日本経済

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日本の経済、日銀の金融政策などについて書いています。
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2023年11月の記事一覧

マンション価格はバブル?だとしたら、そろそろ。。。

上記は、国土交通省が発表している不動産価格指数です。この指数をみて、異様さを感じないでし…

昭和、平成、そして令和~始まりはいつも大変~

日本の元号が変わり、変わった元号の令和も5年が終わろうとしています。昭和、平成の始まりを…

金利上昇に脆弱な日本

円高が進行しました。2023年11月22日の本記事執筆時は148円台。 とはいえ、これを円高が進ん…

円安と国家財政

マクロ経済の原理では、「民間部門の貯蓄超過=政府の財政赤字+経常収支の黒字」です。これを…

イスラエルを支援をしているのは米国だが、その財政を支えているのは日本

米国は経常収支が赤字の国です。つまり、自国だけでは運営できず、経常収支が黒字国の海外から…

金利から考える、今からが本当は怖い金融市場

【金利と経済の基本】 長期金利は、①株価、②通貨のレート、③国債と債券の価格、④景気(経…

日本が保有するドルとドル建て証券は必要な資産だろうか?

日本には対外債権が1,479兆円あるとされています。日本にとっては海外工場投資を除いて、1,000兆円程度がドルと証券(持ち手は政府、銀行、企業)でしょう。 これらを資産として保有しているのですが、これだけのドルや証券は必要なのでしょうか。 ドルを買うということは、円が下がるということです。円よりも金利の高いドルを買うということは、一見すると利益があるように見えます。 しかし、一方で円を売ることになりますから、円の価値は下落します。円預金1,735兆円(世帯117兆円、

日銀の実質債務超過は円安の要因の一つになっているのか?

日銀は国債発行残の約50%を保有しています。(金額では約594兆円:日銀毎旬報告令和5年10月31…

「必ず起こる災害」 - 日本のスローモーション列車事故/ゼロ・ヘッジを読む

"A Disaster Guaranteed To Happen" - Japan's Slow-Motion Train Wreck 「必ず起こる災害」 -…