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枕(まくら)の効果

枕(まくら)と呼ばれる前は、魂蔵(たまくら)・真座と言われていたそうです。

魂蔵は魂の納まる蔵で、真座は神様(真)が座る場とされているそうです。

枕の役目は、頭の重さを支える睡眠時の首や肩への負担を軽減するものです。

朝、起きた時に寝違えたと言って、首の痛みを感じた経験をしたことは無いでしょうか。

私のまわりでは聞いた事が有りませんが、枕無しで寝ている方もいらっしゃるようです。

そのような方は、ストレートネック・後頭部が絶壁の傾向が有ったり、寝がえりの回数が少ない、やわらかめのマットレスを使っている方に多いそうです。

枕無しのメリットとしては、いびきや肩こり、シワ対策が出来るようですが、寝返りがやり難かったり、むくみや首の痛みなどのデメリットもあります。

どんな枕が良いか。

1.高さが自分に合っているもの
2.自分の好きな素材
3.なるべく大きいもの

枕が高すぎると頸椎や背骨のS字が急になるため、負担が掛かってまわりの筋肉が緊張してこわばりが出て来ます。

反対に低すぎると頭が沈み込んで、逆U字になり首に痛みや不快感が出て来ます。

理想は、仰向けの時は背骨が緩やかなS字になるくらいの高さで、横向きの時は背骨が真っ直ぐになるくらいの高さです。

素材の使用感には個人差が有るため、気に入ったもので構わないですが、痛みなどで悩んでいる時は、低反発ウレタンフォーム製のものがお薦めだそうです。

枕の大きさは出来るだけ大きいものが良く、最低でも寝返りをうっても大丈夫な大きさが必要だそうです。

眠るために枕以外で大切なこと

1.寝具も体の圧を分散させるものが良い
2.眠る90分前に入浴する
3.ベッドや布団では、寝ること以外はしない

これらをすると安眠しやすいそうです。


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