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旅をするということは人と関わること。
4/2~3から一泊二日の直島の人々と関わる旅。
ベネッセアートサイト直島さんとのコラボ7回目
今回は、島の暮らしや島の成り立ちからitaブロックを使って島づくりのプログラムでした♪
1日目
フェリー乗り場からドタバタの乗船(笑)
子どもたちよごめんなさい(笑)
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まずは、島の人にインタビューをすることから。
知らない人にインタビューって大丈夫かな?と思ったけど。いやいや、爆発的なスピード感と物怖じしない子もいて。インタビューも大成功。
最初の手強いオトナ(笑)
質問に質問で返されるという手法に、みんな子どもたちが困ってしまってすーーんってなってて面白い。
私も興味たっぷりだったので、私から質問してみたり。そこから広げていってみたり。
すーーーんてなりながら聞いてないのかと思いきや、インタビューシートにはちゃんと書いてあって、それをきちんと認めて褒めてくれる方。公民館前の銅像、みんなで確認しました!!ほんとうにありがとうございました。
イスラエルから来た人たち。一年生のMくんが、道の反対側かわハローーーー♪それにこたえてくれたので、もう、直撃してインタビューを。あらあら、英会話が成り立っててすごいわ!!!!イスラエルから来た方たちもとてもフレンドリーで握手してくれたり、会話を楽しんでくださり、本当に感謝です。ミュージアムとパンプキンを自転車で見て回ったそうです!!
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自転車屋さんの面白いおじさん。4歳からここに住んでいて、途中は働きに出たそうですが、自分から全部教えてくれて、本当に楽しくお話してくれました。住所まで(笑)
私は、低学年んとこんなふうにインタビューを楽しみましたが、高学年チームは別のスタッフさんと、めっちゃ楽しそうでした!
直島銭湯 I♡湯では、見に行くことができない男子チームにヒヤヒヤしながら、お風呂には何度か番頭さんが見に行ってくれたりして、ほんとうに寛大でありがたい。
女子からも、入らないんだったら出といてとか(笑)こっちは、お姉ちゃんがいるからとっても安心。
島の小学生も、小学生だけで入りにいったりするらしくて、そういうところからも、子どもの見守り体制ってありがたかったです。
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そこからNAOSHIMA SAILORS CLUBさんで、同学年のお友達との関わりインタビューを。NAOSHIMA SAILORS CLUBさんは子どもの居場所。学童とはちょっと違う。
学校の様子や、島の暮らしについて島の子どもたちにインタビュー。よく聞いていましたよ。学校では、幼稚園くらいから英語を勉強するようで、海外の人たちが身近な子どもたちなんだなぁ。
すぐ仲良くなって、一緒になって遊んだり、施設内を案内してもらったり、最後はどの子がうちの子たち?って思うくらい馴染んでいる。これってほんと子どものの特権みたい。すばらしい。
自分たちとの暮らしと島の暮らしの違いを知ることが今回の学び。いろんな発見があったことを、中学校の体育館で発表しました。
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お話を聞く、聴く
っていうスキルって本当はとても大切
自分を伝える自己表現が大事だけど
それって聞いてもらえるからこそ
言いたいことだけ言うのって
ちょっとコミュケーションとは言わないよね
だからこそ
聞く、聴くっていうスキルは
本当はコミュケーションにおいてとても大切
インタビューは質問してお話を聞くこと
聴くまでできたらいいけど
今回はどうだったかな?
建築は、設計の段階で聴くことからはじまる
建築にはなくてはならないスキル
子どもたちともこのスキルを磨いていきたいと思う。
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その後では、地中美術館は感覚総動員して感じる子どもたち。
みるみる顔が変わっていったり、なんなくするっと受け入れてて
感動っていうよりも、はい、知ってますわかってます的な感覚も最近、理解でき始めた私。子どもたちの感性のレベルってめっちゃ高いから、すんなり受け入れられるんだって。ほんとに関心する。
この建築の空間が、アプローチや子どもたちの動きや人の流れが建築との関係においてこの子たちの何に響いていくのかちょっと想いを馳せながら子どもたちの背中をみていたりする。
天井が開いている空間であまりにも曇り空でトップライトのように見える
空?それともガラス?子どもたちと想像しながらの地中美術館の長いベンチに、横になりながら
「おっさんみたいでしょ?」
って笑う
「でも、ボクここが好きだなぁ」
とつぶやく子ども。
「早く帰りたい私はこんなところ期待してない(笑)」
えらい正直に言うやん(笑)
でもね、ちょっと待ってみるのね。
入ってみたら、ワクワクとドキドキのみたことない空間で
これから何が起こるのか、どこに行くのかを
好奇心いっぱいでいる
それが見て取れる顔と瞳に私が感動している
あー、良かったな…
いつも思うけど、建築の空間の演出はとても大事な役割を持っていて
期待や好奇心、好きや嫌いの心地よさ
子どもたちにもちゃんと理解できている
子どもたちとの時間はそういうことを
オトナの私が触れ忘れていたことを思い出したり
それよりなにより、子どもたちの想いや感情を受け取ることにある
ふふふ、ほんとにおもしろいな。
こんなにナチュラルでピュアな子どもたち
そのまま、本当にそのまま大きくなってほしい
御飯のあとにitaブロックで島づくり。
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島づくりの島から創り出す作業
さて、島を11人で作る。まるで自由に。
真っ白の大きな紙から島を作ることは
それがまた、なかなかに面白く難しい。
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むっちゃんの言ってる意味がよく分かんない…
そんな風に見えて、だよねーってなって。
こんなふうにみんなで島を切ってみようよ!
やってみたら、やっと動き出せた。
言葉って難しいね(笑)ほんとにとむっちゃんがなったよ。
そんな中で、こっちにはこないで
川も作らないでと
いざこざまで起きちゃう(笑)
素晴らしい人間模様がはじまるの。
でも、それもみんな経験で。
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相手をおもんばかること、自分の意思を貫くこと
それはどちらも大切だけど
人を傷つけることとは違う
いろんな思いもあって、拗ねたり、泣いたりいろいろしたけど
はじめましてだからこそできること
慣れているからできること
できないこと
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ちょっとだけ時間を過ごしてご飯も食べて
わがままも言えるかも…なんて状態だと
こんな人間模様も面白いね(笑)
旅をするということは人と関わること。
1日共にするということはそこに社会ができること。
そして、回を重ねるということは育ちと成長が必ず見えるということ。
1日目にして
私にも大きな気づきと子どもたちの発見がありました。
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2日目
深夜からの雨。朝には、雨と風がすごい。
みんなの傘がひっくり返るぐらいで…(笑)
いろいろ予定変更しながら…
雨だからこその内容になっただろうな。
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雨の李禹煥美術館は安藤忠雄さんの建築
雨だからこその鑑賞になるもので
鉄板から跳ね返る雨のしずくもアートのひとつに
雨もいいな
安藤さんの建築らしい
トップライトからの明かりは
今度、晴れた時に来たらきっともっと明るいと思う。
そういう小学2年生にそうかもしれないね。と
また、来てみようね。って伝えてみる
3枚の同じ絵に
大きさが違うかもしれない!
そういうみんなに、どの絵が大きいと思う?
みんなで投票してみたりとアート鑑賞で遊んでみる。
そうやって、正解をすぐに伝えるのではなく
子どもたちの心に余韻を残しつつ
次への学びへとつながっていく
また来てみたら感じることは違うかもしれない
雨のしずくもすべてでアートになる
毎回思うけれど、この子どもたちと
天気を含めたこの環境とで建築は完成する
正解を先に知るのではなく
のびのびしたアート鑑賞をしていくことで
感性を豊か伸びやかにしていける
こうでなければならない鑑賞ではなく
どんどん、広がっていく心の奥行がその場で感じられる
子どもたちの心はどう動いたのかな…楽しみだ。
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itaブロックの島づくりは
子どもたちの自信になっているのかな~
インスタライブを子どもたちからリクエストされる(笑)
でも、時間がなくてできなかったから
今度やるね(笑)
それってなんだろうと思ったの?
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ライブなんて、子どもにとって恥ずかしいんじゃないのかなって思ってたんだけど、違いました。そんなことじゃなくてね
「うちのお母さん見てる?」
このフレーズです。
やっぱり子どもたちはお母さん大好きよ。
見てほしい。できたものを。
自分の自信作を。
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それってやっぱり
離れるからわかることで
離れるからこそ見せたくなる
子どもの成長は離れてこそなんだろうな。
そして、子どもたちがつくった島は
田舎や都会、遊園地に、診療所
海に浮かぶ病院に、厳島神社、タワー
魚がつれたり、神社、線路、会社、おしゃれなお城、お寺
私のマンション(笑)
直島の小学校を真似てみた学校
![](https://assets.st-note.com/img/1712289182853-tr8Zh5edmh.jpg?width=1200)
島が彩り豊かに、それぞれの子どもたちの
イメージがミックスされた暮らしが形成されていました。
チームや軍事同盟を結んだり
島だからこその海の中に病院や神社を作ってみたり
倒れかけたタワーをヒントにアーチの橋ができたり
いろんなことひらめいて島ができたな
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ここは都会、ここは田舎そういうシチュエーションも
自分たちで物語を紡いでいく感じ
今回は、作ってから一晩寝かせる
次の日にまた、やりかえることもできたりして
それをカタチにするまでには
この中での人間模様がめちゃくちゃある
コミュニケーションはまだまだ
とりにくいけど
それが経験となってく学び
いろんなことが、あったな。
泣いたり、拗ねたり、嫌がったり、我慢したり
子どもの中に生まれる社会は
まだまだ小さくて自分中心だけど
こういうことを経験していきながら
いろいろ学んでいくんだろうなぁ
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ダメなことはダメだけど
それでも、手放せるところは見守る
どう感じたかな…
そして子どもたちが一晩泊まるといこと
仲良しチームでお部屋を分けたけど
慣れた子どもたち、慣れてない子どもたち
その中で感じたこと
怖かったっていうけど
お部屋を去るときから結構
自信満々な顔になっていたりするよ
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それはそばにいる私だから気づくことなのか
それとも、帰ってからご家族でも気づくことなのか…
私に話しかける姿もたくましささえ感じる
帰りのフェリーでも
子どもたちを信じてお願いしたことが結構あった。
お手伝いだったりサポートだったり
あなたたちならできると思ってた。
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本当に大きくなった
子どもたち、みんながいてくれて、こうやって
この教室をやって子どもたちが大きくなっていくのが
ただこの上なく私の幸せだ。噛みしめた。
みんなのおやつに、ひとつむっちゃんにもちょうだい(笑)
ってね。私の楽しみでもあるの。
みんな本当にありがとう。
保護者の皆様もありがとうございました。
こんな私に子どもたちを託していただき感謝です。
そして、毎回ですが
子どもを私と同じスタンスで見守り、関わってくださる
福武財団のスタッフの皆様
今回も、いろんなシーンがありましたが
暖かく、時には厳しく子どもたちと共にいてくださり
本当にありがとうございました!!
■MIRAICRAFT
生きる力を引き出す子ども建築士教室 MIRAI CRAFT 主宰
■香川県高松市
■子ども建築士教室
創造あそび・模型コース
■ベネッセみらいキャンパス講師
■ミライクラフト一級建築士事務所
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