好きな曲について 前編

 人それぞれ好きな曲があると思う。日常的に何回も何十回も聴く曲や、部活の試合や会社のプレゼンなどの気合をいれないといけないときに聴く曲などがあると思う。僕も「やるぞ!」という日の朝にKing Gnuさんの『飛行艇』を聴いたり、自分が高校生だった時、試合前にBURNOUT SYNDPOMESさんの『ヒカリアレ』を聴いていた記憶がある。そこで僕は自己分析として自分はどのような曲が好きになるのか考えてみたいと思った。

 スマホのApple Musicのプレイリストから自分がハマっていた曲やアーティストを見返して考える。すると、「自分こういう曲好きなんとちゃうん?」というものがぼんやりと見えてきた。恐らくだがこの3点であるのではないかと思う。

・歌詞を曲に合わせずに読んで、これいい事言ってるなと思う曲
・歌詞がそのアーティストの等身大を描いていて共感できる
・曲にメッセージ性がある

自分でも驚いたけど、びっくりするほど歌詞で好きになってるんだなと思った。ほかにも要因があるかも知れなけど今回出てきたのはこの程度。

「歌詞を曲に合わせずに読んで、これいい事言ってるなと思う曲」
 これはかなり共感できるのではなかろうか。僕の場合、高校1年生の時に篠原健太先生が描いていた漫画の『SKET DANCE』にハマっていてある回の中にある女子高生がヴァイオリンの海外留学に対して不安を抱いていてあきらめようとしていた。その子を見て主人公が高校の音楽祭でthe pillowsさんの『Funny Bunny』を歌って海外留学を後押しするという回がある。当時はこの曲を聴いたことがなかったが漫画に描いてあった歌詞の「君の夢がかなうのは誰かのおかげじゃないぜ 風の強い日を選んで走ってきた。」と言う歌詞に心を奪われたのは今でも覚えている。ほかにも僕が高校を卒業して大学に入学するとき、同じ学科に知り合いがいないことをしり少し寂しい思いをしていたとき、その年の紅白歌合戦で乃木坂46さんが歌っていた『サヨナラの意味』に救われたことも覚えている。この時から心の奥にあったアイドルの偏見や遠ざけてた気持ちが一気に振り払われた。以前、アイドルは打ち上げ花火のようにパッとまばゆい光をみせ、その光をアイドルオタクが楽しんでいるものなのかと思っていた。しかし、乃木坂46は打ち上げ花火ではなく線香花火のように弱く小さな光でもその儚さを見せるような感じに思え、当時はアイドルの概念をひっくり返されたのを覚えている。そして、アイドルにハマりライブや握手会にも足を運んだ。すこし話が脱線したが、『サヨナラの意味』のサビの「サヨナラに強くなれこの出会いに意味がある 悲しみの先に続く僕たちの未来」という歌詞が当時の僕のこころにぶっ刺さった。そして乃木坂46の番組をみて橋本奈々未という人のアイドルとしての人生がすごくかっこよくて初めてアイドルに対して尊敬を抱いた。

なんだか話が長くなりそうなので今回はこのあたりにします(単純に僕の集中力が切れてきた)。次は、のこり2つのことについて書こうかな?書けるかな?まあまた自分のペースで書いていきます(次はいつになるのやら)。

それではごきげんよう。

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