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脱毛とフェミニズム 脱毛は自分軸に準じた選択ではない?

私は、摂食障害が自分自身の体型コンプレックスに起因している部分が大きいです。そのため、克服過程で自分の体型と向き合う中、「ボディポジティブ」、それに地続きで「フェミニズム」に出会いました。

フェミニズムに関する書籍やネット記事、SNSなどを見る中、「脱毛」を否定する内容を見かけます。
「脱毛は男性に気に入られるため、自分のためではない」「女性を生まれたままの状態にいたい処女信仰の表れ」というような内容が多いように思います。

私は永久脱毛をしています。
体毛の処理が面倒くさい、つるつるな方が気分がいいという理由です。そこに対異性の観点はなかったとは思うのですが…。

そもそも体毛の処理が面倒くさければ放置すればいい話。
「痩せていた方がいい」という考えに毒されていた私は、その主張を見たことで「恋愛対象の人に良く思われたい」とか「処女が良い」という考えに無意識に毒されていたのかも…とか思ってしまいモヤモヤしました。

永久脱毛を選んだのは本当に自分本位の理由だったのか、それとも無意識に対異性の考えに毒されていたのか…答えが出ない日々です。

永久脱毛するもしないも個人の「選択」。
脱毛否定派の気持ちもよくわかります。フェミニストを標榜している人の中にも脱毛を否定しない人ももちろんいます。
何を選んでも胸を張ってもやもやしない「自分軸」を早く手に入れたいものです。

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