終わらないループにはまっている事実に気づこう

６ヒューマンニーズを知って納得したやばいループ

◆その苦しみから解放されるには「自分」が取り組まないとダメ

人間には「ニーズ（欲求）」があって（ありますよね？あなたにも）そのニーズを満たそうと行動しているわけなんですけど。

マズローの欲求の5段階だったり、今日お話するのはアンソニーロビンズがセミナーで話している「6ヒューマンニーズ」だったりがあります。

つまりニーズ（欲求）はいろいろあっても、５、６個のカテゴリーに分類されるということですね。そして、そのニーズをどうやって満たしていくか？を脳が考えて、行動してくれているということなんですね。

そんなおかしなことしてないよ？って思いました？

いえ、してるんです。

あなたの行動を「なぜ？」と掘り下げていくと
必ずこれらのニーズ（欲求）に行きつくんです。

見た目はそうでないように見える行動でも、掘っていくと最後はいずれかのニーズ（欲求）にたどり着きます。

あなたのニーズ（欲求）は誰かに満たしてもらわなくても、自分で満たすことが出来ますよ、むしろ自分で満たすことを覚えないと、抱えている苦しみから解放されることはないですよ？というお話です。

◆マズローの欲求の５段階とは

マズローの欲求の５段階は、人間の欲求や動機付けを階層的に表現したもので、心理学者アブラハム・マズローによって提唱されました。

基本的な欲求から高次の欲求へと進むとされています。
次の5つの段階です。

1.生理的欲求（食事、睡眠、性欲、排泄などの生存に必要な欲求）

2.安全欲求（身体的、経済的、健康、環境など、身体や精神の安全に関連する欲求）

3.社会的欲求（友情、愛情、所属意識、家族など、社会的な関係やつながりを求める欲求）

4.尊重欲求（自尊心、他者からの尊敬や評価、成功への欲求、承認されるなど、自己価値や尊敬を求める欲求）

5.自己実現欲求（自己成長、自己実現、目標達成、個性、創造性、など、能力の最大限の発揮を求める欲求で、最も高次の欲求）

この理論では、より高次の欲求を追求することは、低次の欲求が満たされていることが求められるとされています。

◆6ヒューマンニーズとは

世界NO.1コーチと言われるアンソニーロビンズが提唱している6つのニーズ（欲求）のことです。

人間が行動する理由は、次の6つに分けられます。

1.安定・安心感のニーズ
→安心・安定したいという欲求（自己防衛本能に違い重要な欲求）

2.不安定・不確実感のニーズ
→変化が欲しいという欲求（変化を感じたいことも人間ならではの重要な欲求）

3.自己重要感のニーズ
→価値ある人間である欲求（キャリアや、社会的優位性、人気などへの欲求）

4.愛と繋がりのニーズ
→愛されたいという欲求（物理的・環境的距離の近さを求める欲求）

5.成長のニーズ
→成長したいという欲求（成長と発展のために努力したいとする欲求）

6.貢献のニーズ
→貢献したいという欲求（他者への貢献を望む欲求）

そして、この1～4のニーズが『パーソナルニーズ』と呼ばれる人間の基本的な欲求であり、
5～6のニーズが『スピリットニーズ』と呼ばれる精神性を高める欲求です。

◆これらのニーズ（欲求）を外に求めると

人間の行動の根底にはこれらのニーズが隠されていることは理解できましたね。
これらのニーズを見て、自分で満たせそうなことを挙げてくださいと言われたらどれを挙げることが出来るでしょうか？

他者が関わることになれば自分ではできそうもないと感じると思います。
例えば・承認や尊重欲求は自分ひとりでは出来そうにないですよね。

でも、本当に自分ではできないことでしょうか？

他人に承認や尊重を求め続けたら、どんな毎日を送るイメージがつきますか？
そんな毎日が、あなた自身の解放された幸せな人生だとイメージすることができますか？

私には、誰かに認められるとか尊重されるためには
『死ぬほど努力が必要』とか
『気に入られるような態度でいることが必要』とか
『嫌なこともYESと言う必要がある』とか、
全く自由な解放された日々からはほど遠いイメージが浮かんでしまいます。

ニーズ（欲求）を満たすことを外に求めていては、あなたのその苦しいイメージ通りの毎日を引き起こしまうということです。
ではどうするか？アンソニーロビンズが言うように

★まず自分自身で満たすこと★です。

例えば実際に人から称賛されていなくても、称賛されているわたしと自分で思うことは今すぐできることです。

常に、まず自分で満たすことを意識しましょう。

外に求めてしまうといつだってあなた自身が『低い位置のあなた（他人と比べて）』でいなければならなくなります。

あなたを低い位置に置くということは、常に他者とあなたを比べて生きなければなりません。

他人より高い位置に自分をポジションすることは許されなくなってしまいます。自己を犠牲にしなければ手に入れることが出来ない現実を求め続けたらあなたの人生ははどうなってしまうのでしょうか。

◆他人は簡単に、そして思ったようにニーズ（欲求）を満たしてはくれない

他人はあなたのニーズ（欲求）を簡単に満たしてはくれません。

あなたの自己を犠牲にしなければ手に入れられないし、仮に満たしてくれたとしても、心の底からのニーズと完全にイコールのものが提供されるか？というとそうではありません。

それがよくある、『私はこんなにしてるのに、〇〇してくれない』という不満です。

あなたも感じたことありませんか？
他人に求めつづけると、永遠に外に求めるループから抜けられなくなります。

マイナスのループから抜けるには、まず自分で満たすこと。

意識だけでいいのでまず本当にあなた自身を、ご自身でが満たすことです。

ニーズ（欲求）とイコールのものを提供できるのは、自分自身しかいないのです。このことを理解して、今すぐに自己犠牲のループから抜け出しましょう！