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心と体の問診をするのはクリニックの先生じゃない

私の体に起きている不調は私が創り出したもの

◆心療内科の先生もわかってくれない

私が鬱になって心療内科に通っていた時に感じたことです。

病院って患者の体の悪いところを見つけて処置やお薬で治すところって思っていたのですが、心療内科の先生は私の生活ぶりを聞いて、眠れていないと思えば眠れるお薬を出して、また来てくださいねって言うだけでした。

その当時の私は、自分がこうなったのは「親のせい、会社のせい、上司のせい、同僚のせい、世の中のせい」って本当に心の底から思っていたし、病院だって、行って、お金を払うのだから治すのが当たり前でしょって思っていました。
誰かに償ってもらうとか、誰かに治してもらうとか、今の自分の状態を変えられるのは、外側にいる誰かなのだと本気で思っていました。
だから、なにかをしてくれるわけでもない先生との会話にだんだん不満を感じるようになっていました。

所詮、専門の先生だって言っても、私のことをわかってくれないんだな・・・なんて勝手に絶望感を味わったりしていました。

◆本音を話せない私が理解されるはずもない

今思うと、先生は適切なヒアリングをしてくれていたかもしれません。
でも、私は、「どうせ先生も理解できないはずだ」という世界を創り、理解できないはずの先生に話す必要もないと勝手に口をつぐんだり、話すかどうか?をその場で決めたりして、全然まともなカウンセリングを受けていなかったように思います。

もちろん、話すと決めていたとしても、私自身が自分の本音を探ることが出来ていないわけですから、口に出すことなんて、うわべだけのことだったのではないかな?と思います。

そんな私を先生がより良く理解できるわけないですよね(笑)
もちろん、結果は毎回、先生と話してもなにかが変わるわけでもなく、ただお薬が変わったり増えたり減ったりするだけでした。

自分の心に起きていることも理解しようとしていない、自分のことを信じていない、本音を探ることもしていない(出来ないし、やり方もしらない)、目の前の先生のことも信じていない→どうやって良くなるのでしょう?(あの時の先生、本当にごめんなさい!)

◆自分が創った現実のメンテナンスは自分しかできない

私が私の中に作ってしまった病という現実は、他人ではどうすることもできません。
出来たとしてもそれは、気分の浮き沈みを軽くするだけのような、ただの対処療法であって、根本治療にはなりません。

根本治療、メンテナンスは自分自身にしかできません。
なぜなら、その現実をつくったのは自分であって、現実をつくった方法を事細かに知っているのは自分しかいないからです。

私は、鬱を自分でつくりました。
つくるための外的な要素はたくさんあったと思いますが、その外的要素がつくったわけではありません。
まぎれもなく、自分自身が作り出したものです。
だとしたら、根本治療するために私がやらなければならないことは、

内観+本音出し



そしてその本音を叶えてあげる小さなことをひとつずつ生活の中に取り入れていくことです。

◆先生がみるのではなく、自分で見ること

私は、いわゆる「クレクレ星人」で、いつだって誰かに何かをしてもらおうとする人だったので、先生にも当然何かをしてもらおう、治してもらおうとしていました。
でも先生だって、私から本音を引き出せなければ、どうやって治してあげたらいいか?わからないわけですね。
本音を引き出すのが先生の力(専門領域)のはずですけど、どんなに上手な先生であっても、私自身が先生を信じて自分を信じて、本音を見つけにいくという行動をしなければ、相互作用は生まれません。

片方だけが出来ても効果が薄いということですね。
私は心療内科に1年半通いました。

ですが、先生と話をしているだけで、何か根本的に解決させたかというとそうではなく、解決させたのは、その後に出会う大富豪ファミリーとの日常会話からでした。

◆自分でメンテナンスをし、結果という現実を自分が受け入れる

量子力学では、同じ周波数のモノ同士は引き寄せ合うという性質があることを教えてくれます。

これが引き寄せの法則です。

今目の前に起きている現実はすべて、あなた自身が創り出しています。異論を唱えたくなるかもしれませんが、これは事実です。

私であれば、鬱という現実をつくったのは私であり、その現実を受け入れ、治すも治さないもメンテナンスを出来るのは、私だけ。

つまり私が創って私が治したり無くしたりできるということです。

引き寄せの法則は、望ましいことだけにフォーカスしがちですが、マイナスの現実にもしっかりと働いています。

その現実を確実に創り出すことができているのなら、逆のプラスの出来事だって創り出すことができるとご理解いただけるのではないかと思います。

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