ナス|葉に小さい穴がいっぱい|ノミハムシ
葉っぱをよく見ると、1ミリくらいの小さい穴がいっぱい空いている!それは”ノミハムシ”の仕業です。被害が広がると葉が穴だらけになり、光合成がしにくくなってしまいます。
今回は、葉にダメージを与え植物の元気を奪ってしまう”ノミハムシ”から守り、ナスを元気に育てる方法をお伝えします。
(虫の写真が出てきますので、苦手な方はご注意ください)
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ノミハムシ
ノミハムシは3,4ミリの小さい甲虫で、ぴょんぴょん跳ねるようすがノミのようだからこの名前が付いたとか。ナスノミハムシ、キスジノミハムシなどがいます。
捕まえようとすると、ノミのように跳ねて逃げてしまいます。
生態
初夏から秋にかけて発生します。ダイコンにも寄生するので、一緒に育てている場合は要注意です。
被害の様子
ノミハムシに葉を食べられると、2,3ミリの小さい穴がたくさん空きます。この食べ痕が特徴的で、判断しやすいです。周辺には、おなじく3,4ミリで小さいノミハムシがいるはずです。
葉を食べるイモムシ類の食べ痕と比較すると、穴は非常に小さいです。
ただ数が増えると、葉がスカスカになって光合成ができなくなり、ナスの元気がなくなってしまいます。
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予防
1.網目0.8mm以下の防虫ネットをかける
まずは成虫を侵入させないことが大事です。防虫ネットで、ナスの葉に卵を産みつけられないようにしましょう。
2.燕麦を緑肥として育て、土壌に漉き込んでおく
ノミハムシは燕麦のにおいを嫌うと言われています。緑肥の燕麦を穂が出るまで育て、土壌にすきこむことでノミハムシが近寄らないようにします。
対策
食べられたような小さな穴を見つけたら、すぐに対策をしましょう。大発生してしまうと、葉が食われて光合成ができなくなってしまいます。
1.幼虫・成虫を見つけ次第退治
かわいそうですが、見つけたら退治していきましょう。残念ながら、ナスに使えて、ノミハムシ退治に登録のある農薬は、家庭菜園の範囲だとなかなか見つかりません。
まとめ
見つけ次第退治するやりかたでも、ある程度被害を抑えられるのがノミハムシです。葉についた食べ痕は特徴的なので、早めに見つけて、地道に退治していきましょう。
虫と戦いながらナスを元気に育てて、無事収穫までたどり着きましょう!
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