【ヘンテコインタビュー#5】福祉×ヘンテコ！お笑い芸人『あそどっぐさん』のこまりごとを解決する発明を考えよう！
こんにちは！
ミライLABOメンバーのあいかです🌱
今回のヘンテコインタビューは【福祉】編！
テクノツール株式会社代表の島田さんと
お笑い界初の寝たきり芸人のあそどっぐさんを
ゲストにお迎えし、お二人へのインタビューと
"こまりごとを解決する発明"を考えていきました！
「あそどっぐさんはどんなふうに生活しているの？」
「どんなこまりごとがあるの？」
「テクノツールさんはどんなことをしているの？」
など、お二人にたっぷりインタビューしながら、
アイディアをたくさん出しあう回になったので、
レポートでダイジェストをお送りします🌟
"ヘンテコ"インタビューに答えてくれた人
ハンディキャップを持つ人の「やりたい」を応援する、
アシスティブテクノロジーを提供する会社の社長さん。
お笑い界で初の寝たきり障がい者！
脊髄性筋萎縮症という障がいを持ち、 ストレッチャーの上で寝たきり生活を送りながら、
テレビやステージ、YouTubeなどで活躍中！
自身の障がいをネタに盛り込んだ 『自虐ネタ』ではなく『自肯定ネタ』が得意。
お笑い芸人を始めたのは「やってみたらできた」から
まずは、あそどっぐさんからヘンテコインタビュー！
こどもたちから、質問が殺到しました！
Qいつから体が動かないんですか？
生まれたときは、もう少し動けたんだけど、歩くことはできなかったんだ。
でもね、寝てるから、とっても楽だよ。笑
Qどうやって移動しているんですか？
ストレッチャーに乗って、
ヘルパーさんに手伝ってもらって移動しているよ！
Q学校には普通に行ってましたか？
特別支援学校という僕みたいに障がいをもった人が通う学校に行ってたよ。
お父さんお母さんが車で送ってくれてたんだ。
Q好きなものはなんですか？
ゲームが好きだよ！apexも好きだけど、将棋も好きだよ！
Qトイレはどうやって行きますか？
ヘルパーさんに手伝ってもらって移動をして、
寝たままトイレをしているよ！
Qどうして、お笑い芸人になったんですか？
A高校の時にこわ〜い先輩がいたんだよ。
その人に、「おい、ちょっと面白いことしろよ」と言われてやってみたら、
「面白いじゃん！！」って言われたんだ。
やってみたらできちゃったから、それから10年芸人をやってるよ。
などなど、たくさんの質問に答えてくれました！
他にも、お笑い芸人として舞台に立っている様子や、
体が動かないのに、パソコンを操作できるのはなぜか？も
面白く解説してくれたり、
ゲームを操作している様子も見せてくれました。
「うまーい！」「すごい！」とこどもたちも大盛り上がり！
「できる！」をふやすことで、「やりたい！」をふやしたい
次に、テクノツールの社長さんである島田さんにもインタビュー！
テクノツールさんは「アシスティブテクノロジー」によって、
「できる」を増やすお仕事をしています。
具体的には、体を動かせない方に向けて、サポートをする機械を開発・販売されていらっしゃいます。
そうすることで、働けなかった人が働いて誰かの役に立てたり、
遊びたいなと思ったゲームを遊べたりするお手伝いをしています。
Qどうしてこのしごとをしているんですか？
実は、この会社は僕のお父さんが立ち上げました。
僕にはお姉ちゃんがいたんだけど、僕が0歳の時に、
障がいがあったために4歳で亡くなってしまい、
それをきっかけにお父さんがこのしごとを始めました。
僕も、お姉ちゃんや、他の人のために何かできることはないかな？と思ってはたらいています。
Q大変なことはなんですか？
例えば、フレックスコントローラーを作るときに、
どういうものが欲しいかわからないのが大変かなぁ。
僕は体を動かせるから。
自分にはわからない困りごとを解決しなきゃいけないのは
大変だなと感じているよ。
あそどっぐさんのこまりごとってどんなこと？解決できる発明を考えてみよう！
たくさんインタビューした後は、いよいよミッションに挑戦！
あそどっぐさんから、こんなお題が出ました！
①かゆいところがかけない！
②ハンバーガーが食べられない！
③うしろが見えない！
この困りごとを解決する発明を考えることになりました！
すると、質問以上に手を上げるこどもたち。
「ハンバーガーを小さくするのはどう？」
「スピーカーに頼んだら、やってくれるっていうのいいんじゃない？」
「目で操作する機械で、せなかをかけるようにする！」
「ベッドにジェットエンジンをつける！」
「VRでうつして、本当に食べてるみたいにする！」
「体が動かない人のために、機械を開発をする！」
などなど、
すぐに実現できそうなものから、未来に期待したいものまで
様々なアイディアが炸裂！
「あそどっぐさんのこまりごとを解決したい！」という気持ちが
こどもたちから溢れていて、とっても心温まる時間になりました。
「私たちは体が動くから、
どんなこまりごとがあるかわからなかったけど楽しかった！」
ということも言ってくれた子もいました🌟
障がいの有無だけでなく、
自分以外の人の気持ちを理解するのはとってもむずかしいこと。
だからこそ、聴いてみたり、想像してみることがとっても大事。
やさしい世界が広がる素敵な時間でした！
島田さん、あそどっぐさん、貴重なお話ありがとうございました！✨
以上、ヘンテコインタビュー第5弾福祉編のレポートでした。
内容が気になった方は、ぜひ動画もご覧くださいね！
■インタビュー協力
テクノツール株式会社
あそどっぐさん
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※HELLO!ヘンテコFuTuRe'sタウンは、入場制限・検温・マスク着用・アルコール消毒等の感染対策を徹底の上、運営をさせていただいております。
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