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水族館の楽しみあれこれ

閉館1時間前あたりの水族館が大好きです。
動物園だと寝室に戻ったりで見れないね寂しいな、になりますが水族館はボーナスタイム!訪れた人が帰り閑散としてゆくなか、各水槽のごはんタイムだったり、イルカの体調チェックや清掃がてらの職員さんとの戯れているのが見れるなど日中設定されている、何時から〇〇イベントとは違う「日常」が見える時間帯なんです。年パス、この為に購入しました。

何時行っても何を見ても楽しいのは勿論ですが水槽を見ている方々の会話が聞こえてくるのもとても面白い。ちいさいひとが覚えた語彙を駆使して感嘆の声をあげている、はあ、尊い。こちらはまだ浅いカップル?頑張れー、おや?めちゃくちゃ詳しい学術的会話してる御仁、何者…?と展示よりひと観察も飽きない。

職員さんによる、ラボの時間も座って聞きます。日替わり、時間でテーマが変わりますが本職研究されている方々ですから、終わった時の質疑応答などとても楽しいのです。先日はナマコ。目の前に連れてこられたナマコの口か?と思っていたのが実は肛門で…スライド、肛門、スライド、肛門、お話を聴きながら交互に見るという濃い時間。ちょうどやってきたガチ勢兄さんの質問のやりとり流石だわ…と感心。ついでに四方山話からアオイガイを探したいのだけど、どこが良いだろうか?にも前のめりで答えて下さる、これだけで入館料分より遥かに高い対価を得られる気がする。専門家を独占する機会なんてそうそうないんですから。

クラゲ水槽は張り付いて見てます、クラゲのあの揺蕩う感じがたまらないのと、プランクトンサイズのストロビラがちいさいちいさいカラダで一生懸命泳いでるの、延々と見てられる。気づかなければ塩水に混じった気泡としか見えないやつです。

1度きりしか訪れられないであろう旅行先での水族館は滞在時間が限られるので、できる限り丁寧に見てまわるけれど、普段の楽しみとしての水族館のおはなしでした。

水族館はいいぞ。

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