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R4年度 うるま市キャリア教育事業 ~ミラカナ~ 石川中学校

プログラムへの想いを別記事にまとめているので、良ければご覧ください!
R4 うるま市キャリア教育推進事業 ~ミラカナ~ プログラムについて

こんにちは。うむさんラボ広報チームのたかこです。
12/6に石川中学校で1学年4クラスを対象に名刺づくりワークショップを開催しました。

石川中学校ってどんなところ?

生徒は、素直で人なつっこく、職員は、教育愛に溢れ、保護者・地域は、学校に対する教育熱があり、全ての活動に対しとても協力的で、毎年、自治会交流会が開催される等、地域と学校の行動連携が旨くなされています。さらに、平成30年9月に、沖縄県内初、本校内に二つの保育所が開所され、中学生と園児との心の交流が期待されています。

うるま市立石川中学校・校長のあいさつより抜粋

進行役のけんしょうさんが別室から各教室へZoomを繋ぎ、プログラムを進めていきます。初めに自己紹介で生徒も話しやすいような雰囲気を作っていきます。
石川中の生徒も問いかけに、元気なリアクションを取ってくれていました。

いつもは前半の名刺について考える時間に社会人のお話を盛り込んでいますが、今回は社会人のお話をプログラム後半に持っていく事となりました。名刺について考え、名刺を作成し、名刺に触れたあとに、社会人のお話を聞きながら仕事や自分の将来についてをイメージするという風に流れを変えてみることにしたのです。

前半のワークがスタート。
ワークシートに沿って名刺から読み取れる情報を書き出し、名刺の役割について考えます。
名刺にほぼ触れ合ったことのない中学生にとって、名刺とは「大人が持っているもの」で馴染みのないもの。ワークショップを通し名刺について深く考え、人と人がいい関係を作るためのツールであることを学びます。

名刺の役割について考えた後、名刺作成ワークショップのスタートです。
自分の特性を見つめ、自分を表現できる肩書を作成します。
自分の好きなことは?自分にとって大切なものは?今まで褒められたことは?といった事を考えていきますが、初めは1人で考え、自分と向き合う時間を取っています。

この時間を辛いと考える子もいると思いますが、自分自身と向き合きあったり、自分のことを見つめたり、自分のことを褒めたりする時間は大切だと考えているためです。こういう時間って機会がなければ、なかなか時間を取って考えることはないと思います。
私もこのワークシートを初めてやったときに、こんなに自分と向き合ったのはいつぶりだろう?と思いましたし、定期的に自分をむきあい自分を大切に思う時間を取っていきたいと感じました。
その後、クラスメイトと相談しながら自分の特性を上げていき、ワークシートに沿って肩書にしていきます。

石川中の生徒が考えた自分を表現した肩書を一部ご紹介!

  • ダジャレが上手い動画編集者

  • マグロのような大食いゲーマー

  • 赤ちゃんカラスのような吹奏楽部員

  • 計算機になりたかったゲーム機

  • 接着剤のような昆虫マニア

  • friend大好きflowerマジシャン

このような肩書が名刺に書かれていると、名刺交換の際に話のきっかけが作りやすいですね。

名刺を作成した後は社会人のお話を聞きます。
社会人のお話の中にあった、人との出会いや繋がりの大切さや、自分の短所だと思っていることが長所に変わる事もある、やりたい気持ちを大切にというお話は、子供たちの感想からも心に響いていたことが感じ取れました。

人生は選択の連続ですが選択に迷った際、今までに出会ってきた人からヒントをもらえる事もありますし、自分のやりたいことから仲間ができ、大きな力になることもあります。また、仲間に相談をし新たな切り口に気づくこともあります。皆さんも経験があるのではないでしょうか?

石川中学校の生徒も出会いを大切にし、自分の人生を自分の進みたい方向へ自分自身の力で舵を切ってほしい、そのお手伝いを少しでもできてればとても嬉しく思います。


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