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R5年度 うるま市キャリア教育推進事業 ~ミラカナ~ 与勝中学校 名刺ワークショップ

プログラムについては別記事にまとめています
R5 うるま市キャリア教育推進事業 『ミラカナ』 プログラムについて

こんにちは。ミライカナイ広報チームのたかこです。

2023年11月10日(金)与勝中学校3年生、約200名を対象に名刺づくりワークショップを行いました。

与勝中学校ってどんなところ?

沖縄県うるま市の東南部「勝連半島」に立地し、東に世界遺産「勝連城跡」、西側には、風光明媚な景観が広がっています。スポーツや文化活動に関心が高く、多くの部が九州、全国で輝かしい実績を残しています。また、「3R運動」を生徒会活動の中心に添え、魅力ある学校づくりに努めています。

与勝中学校ホームページ(note)より抜粋

今年度4校目の名刺ワークショップですが、与勝中学校が初めての3年生。
開催済みの学校はすべて1年生だったこともあり、子ども達は日々成長しているという事をあらためて感じました。

チャイさんのオンライン進行のもと、名刺ワークショップがスタート。
始めに各クラスサポーター、チャイさんの自己紹介とワークショップでやること、ワークショップでのルール「ちゃんとやってみる」「このワークショップに正解はない」を伝え、場の雰囲気を作っていきます。
子供たちが考える自らの「得意なところ」「好きな事」「大切に思っている事」に気づき、大切にしてほしいという想いがこもっています。

次に名刺の役割について考え、名刺が初めて会った人とのより良い関係を築くためのツールの1つだということを知り、各クラスの社会人講話に繋げていきます。

お話する方が実際に使っている名刺を生徒たちに見てもらい、肩書から自分の仕事についてお話する流れから、今の仕事に就くまでの道のりや生徒に伝えたい事を話していただきました。また、今回実施する名刺ワークショップの導入として生徒たちにこれからこういう肩書を作っていくよというデモンストレーションとして、社会人の方にも事前にワークシートに沿って「自分を表現する肩書き」を作成していただき、発表をしました。

名刺の役割や社会人講話でイメージをつかめた所で、いよいよ肩書き作成に入っていきます。自分ってどんな性格なんだろう?周りの人から見る自分ってどうなんだろう?どちらも考えることも周りから聞くこともなかなかないと思います。また自分が短所だと思っていたことも友達から見れば長所であったりと、ポジティブな変換が生まれていました。

どこの学校でも感じる事ですが、様々な視点に気づく瞬間は子ども達が未来を創る一つのピースを掴む瞬間に立ち会えている感覚で、ステキな場面に出会えたと感じています。
ワークシートに沿って悩みながらも、自分自身を表現する肩書を完成させます。

与勝中学校の生徒が考えた肩書きを一部紹介します。

  • おっとり部 星について学ぶ課 星マニア

  • 創造制作部 お化け屋敷課 心理学・時計委員

  • 明るい部 デザイン課 Ms.ファッション

  • 熱意太陽部 天文台職員課 宇宙管制官

  • 野心家部 イルカ・クジラと泳ぎたい課 コナンマニア

  • 独創的部 木の上に住む課 サンダル委員

生徒の作った肩書を読んでいると、無意識に肩書きの持ち主の事を想像している私がいて、生徒たちから楽しい時間をプレゼントされたような気持ちになります。

いよいよ名刺ワークショップも終盤。
肩書が完成した生徒は、各自タブレットからワークシートに記載のQRコードを読み込み、Googleフォームで好きなデザインを選び肩書を提出すると、後日実際に数枚の名刺をお届けしています。

自分のオリジナル名刺でお互いのことを思いやり、気持ちよく名刺交換をしてもらいたいので、予行練習。
名刺の渡し方について学びます。

各クラスのサポーターの方が名刺交換のデモンストレーションをした後、名刺交換の練習をします。最初は戸惑い気味でしたが、友達やクラスサポーターの社会人、先生と名刺交換の練習を重ねることで緊張がほぐれ、最後は笑顔で名刺交換をしている生徒も多く見られました。

生徒同士で名刺交換の練習中
  1. ワークショップを終えて、与勝中学校の生徒はどのようなことを感じたのか、感想も少し紹介させていただきます。

  • 親と先生以外の方に仕事について聞けてよかった。

  • 名刺にどんな意味があるか考えたことがなかったので、面白かった。

  • 人との交流の仕方、大切さを学べたと思う。

  • 悩むことがたくさんあるけど自分と見つめ合っていきたい。

  • 夢を言うひとはたくさんいるけど行動にうつしている人は少ない。だから行動に移そうって言っていてかっこいいなと思った。

  • 社会人講話とても面白かったです。他の人の話も聞いてみたいと思いました。

与勝中学校は3年生という事で職場体験の実施はないようですが、名刺が届いたら友達や家族と名刺交換をし、自分オリジナルの肩書から会話が生まれ、正しく自分自身を知ってもらう体験をぜひしてほしいと思っています。
また、クラスサポーターと関わる事で、自分の未来を少し考えたような感想も多く嬉しく思います。
大人になっても悩むことはたくさんあるけど、多分君たちが想像する何倍も大人って楽しいよ!という事が伝わるといいな~。

余談タイム⌛
与勝中学校は教室にクラスの雰囲気を感じる事の出来る掲示物がたくさんありました。
今回はその中でも私の心がほっこりした写真をご紹介させていただきます。

シンプルな一文に愛を感じた一枚でした


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