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R4年度 うるま市キャリア教育事業 ~ミラカナ~ 与勝高等学校

プログラムへの想いを別記事にまとめているので、良ければご覧ください!
R4 うるま市キャリア教育推進事業 ~ミラカナ~ プログラムについて

こんにちは。うむさんラボ広報チームのたかこです。
12月20日、2022年最後のプログラムとなる与勝高等学校。
体育館にて、2年生4クラスへ「おにぎりの旅ワーク」「最強のコンビニカードゲーム」を行いました。
与勝高等学校は緑が丘中学校と中高一貫校となっています。
10月に緑が丘中のプログラムで訪れ、校門をくぐるのは2度目。

与勝高等学校ってどんなところ?

与勝高校は、昭和55年に開校し、与勝緑が丘中学校は、平成19年度に1期生を迎えました。県内では歴史の浅い若い学校でありますが、伝統校に負けない実績と校風を誇り、地域の拠点校としてまた県立学校初の中高一貫教育校として伝統は確実に育まれ、着実に進歩・進化しております。

与勝高等学校・校長挨拶より

今回は体育館にて実施。1グループ5名の構成でスタートです。

始めは「おにぎりの旅ワークショップ」にて、おにぎりがコンビニに並ぶまでにどのような職種が関わっているのかを考えます。いわゆるサプライチェーンです。

コンビニに並んでいる所から考え始める生徒、一種類のおにぎりに焦点をあて考える生徒、それぞれイメージのしやすい所から考えていました。
友達同士でシェアしあい「この職種もあるね~」とお互いに気づきを得ている生徒も!

このワークを通して、自分では思いつかないような仕事や関わっていることが意外な職種あることを知り、1つの商品を販売するまでにたくさんの職業・職種がかかわっていることに気づきます。たくさんある仕事の中で、誰しも「自分の興味のある職種」もしくは「適性のある職種」があると思います。それを見つけられるように考えるきっかけになってほしいと願っています。

おにぎりワークの次は「最強のコンビニカードゲーム」

前半のおにぎりの旅ワークでは「職種」について考え、後半の最強のコンビニカードゲームでは「職種の役割」について考えるといった構成です。

ゲームのルールをざっくり説明すると、生徒がコンビニの運営会社の社長(フランチャイズオーナーではなく)になったと想定し戦略を立てます。サイコロを振って出た目によってポイント(= 企業の利益)を稼いでいきますが、ファシリテーターがランダムにイベントやアクシデントを引き起こします。イベントやアクシデントでポイントが大きく減ったり増えたり。最終的にどれだけポイントを稼げたか?というゲームを通じて、会社の中でどういう職種があり、それぞれがどういった役割を果たしているか、を学ぶゲームです。

このカードにはフロント・ミドル・バックのカードがあります。ルール説明をしながら、なぜ守りであるバックオフィスの業務が必要なのか?などヒントを交えつつデモンストレーションを行います。

ルールとヒントを得たところで、生徒達は各々カードを選び戦略を立てていきます。

生徒がカードを選んでいる様子

攻めたカード(フロント業務のカード)を沢山選んだ生徒、反対に守りのカード(バックオフィスのカード)を沢山選んだ生徒、バランス重視の生徒と様々。自分の選んだカードがどのような役割を果たすのでしょうか?
ゲームのスタートです。

スタートすると真剣そのもの。イベントやハプニングが起きるたび一喜一憂。ハプニングでは最悪の出来事が起こってしまったけれど、このカードを持っている人は回避できます!なぜなら…という風にカードの説明を挟みます。そこで会社における職種の役割を知ってほしいというねらいです。

途中でカードを補充できるチャンスでは、みなさん真剣にどのカードを追加するか考えていました。
最後に一番誰がポイントを増やせたのか、ポイント数を聞いてみます。
このカードゲームはメンターの方もサポートや相談役だけではなく、実際に一緒にプレイしてもらっています。もちろん真剣勝負で手抜きはなしです!

与勝高校の優勝者は・・・学生でした!(メンターの皆様悔しそうでした)

2022年最後のプログラムは与勝高等学校で締めくくりとなりました。
運営メンバーおよびメンター一同、プログラムをより良いものにするために毎回意見を出し合い、より良くするためには?を真剣に考え続け、全員で作り上げ成長させていったプログラム。中学校プログラムで子供たちに話をした「大人だって悩んでいる」「働くことは楽しいこと、素敵な仲間ができる喜び」を日々感じながら駆け抜けていきました。
初心を思い出しながらも成長し続け子供たちにより良いプログラムを届けられるように、これからも頑張っていきたいと思います。

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