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R5年度 うるま市キャリア教育推進事業 ~ミラカナ~ 具志川中学校 名刺ワークショップ

プログラムについては別記事にまとめています
R5 うるま市キャリア教育推進事業 『ミラカナ』 プログラムについて

こんにちは。昨年度に続き今年も生徒たちと関わる事を嬉しく思っている、ミライカナイ広報チームのたかこです。

11月8日、具志川中学校1年生約250名を対象に名刺作成プログラムを行いました。

具志川中学校はどんなところ?

校区は平良川、上平良川、喜仲、志林川、兼箇段、米原、赤道、新赤道の8字行政区から成り立っている。 戦後間もない昭和23年4月1日に現兼原小学校敷地内に具志川中学校として創立し、平成31年に創立70周年の節目を迎えた。平成15年に新校舎が落成され比較的新しい外観となっている。

具志川中学校ホームページ(note)より

昨年度から中学校で行っている名刺ワークショップ。
名刺ワークショップに限らずですが、学校での授業を行った後はご協力いただいた社会人や大学生のサポーター、先生の意見を参考に、より良いプログラムにしようと日々励んでいます。
今回も皆さんからいただいたフィードバックを参考に改良した名刺ワークショップを具志川中学校の子供たちにお届けしました。

ミライカナイはオンラインの全体進行をベースに、各クラスで進めていく形式で行っています。
オンラインから全体を進行するチャイさんをはじめ、各クラスにいるクラスファシリテーターやサポーターの方たちが自己紹介をし、名刺ワークショップがスタート。

名刺ってどんな役割があるのだろう?どんな事が書かれているんだろう?
名刺について考え、実際に名刺を使っている社会人からお話を聞いてみます。今まではオンラインから全クラスへ社会人のお話を届けていましたが、今回は参加いただいている社会人の方に各教室でお話しいただきました。

名刺ワークショップでは「自分を表現できる肩書」を作ります。
各クラス社会人の方が実際に使っている名刺を見せながら、どんな仕事をしているのか、子供たちに伝えたいことをお話していただきました。
事前に、生徒たちへ考えてもらう肩書を社会人の方にも作成のお願いをしており、お話の最後に自分を表す肩書を発表していただきました。これにより生徒たちも「自分を表現できる肩書」の作成イメージがしやすかったのではないかと思います。

名刺作成では、子供たちに自分の性格やすきなこと、やってみたいことを書き出し、ワークシートに沿って自分を表現する肩書を考えていきます。
自分が思う自分の性格だけではなく友達にも聞くことで、友達の目に映る自分で気づかない一面を見出したり、ワークシートいっぱいの好きなことを書いていたりと、しっかりと自分自身を考える時間となりました。
(私が「好きな事教えて!」と話しかけると、イキイキと好きな事を話してくれました。私も中学生ってこういう事に興味があるんだな~と知ることができ、楽しい時間となりました。)

具志川中学校の生徒が考えた名刺の肩書を一部ご紹介!

  • ポジティ部 スカルプ課 メイクマニア

  • 元気部 お菓子大好き課 かりんとうマスター💫

  • 創造部 小説課  ティーカップマニア

  • 献身部 音楽課 友達博士

  • マ部 ダチ100人できる課 な?

  • プラス思考部 ホームラン打てるの課? 野球マニア

  • にこやか部 南極課 食べマスター

大喜利のような肩書もありますが、生徒のユーモアさが伝わる肩書だなと感じますし、それぞれの肩書から生徒の好きなものや人柄が感じられ、まさに自分を表現し正しく知ってもらえる名刺になったのではないでしょうか。

名刺ワークショップの後半は、名刺の渡し方について。
気持ちよく名刺交換ができると会話も弾み、自分の事を知ってもらうきっかけの一歩に繋がります。
各クラスでサポーターの方が名刺交換マナーのNG例とOK例を実践し、生徒へNG例とOK例の違いやどこがNGだと思う?と投げかけ考えてもらいました。

その後、生徒自身も名刺交換の練習を実際に行います。
友達同士の名刺交換に少し照れた様子も見られましたが、サポーターもフォローしながらしっかりと名刺交換の練習を行いました。

最後に具志川中学校の生徒の感想をご紹介します。

  • 今の仕事に就いたのは才能があるからではなく、頑張ったから今の仕事があるんだなと感じました。

  • チャレンジすることの大切さなど色々と教えてくれてありがとうございました。

  • 将来のことについて少し考えるきっかけになった

  • 名刺の作り方を丁寧に教えてくれてありがとうございました!名刺1つでその人の第一印象が決まるので名刺は大切だとわかりました。今日は本当にありがとうございました!!!

生徒の感想を見ているとマナーや名刺だけではなく、仕事や将来について考えるきっかけになってくれたと感じます。
職場体験を控えた具志川中学校の生徒。名刺交換の練習をしましたが、緊張してうまくいかない事もあるでしょう。一番大切なのは形式ではなく、相手を知りたい、自分を知ってほしいというお互いを思いあう心だと思います。
職場体験でたくさんの大人と出会い会話をし、楽しくも自分の心に何かを感じれる職場体験になりますように。

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