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R4年度 うるま市キャリア教育事業 ~ミラカナ~ 高江洲中学校

プログラムについては別記事にまとめています
R4 うるま市キャリア教育推進事業 『ミラカナ』 プログラムについて

こんにちは。うむさんラボ広報チームのたかこです。
2023年がスタートして初めての中学校プログラムは高江洲中学校。
1月17日に1学年185名を対象に名刺づくりワークショップを開催しました。

高江洲中学校は沖縄県うるま市勝連半島の付け根の南東部に位置し、地形上、丘陵地帯の裾に広がる平坦部で「下原:しちゃばる」と呼ばれています。学校敷地壁面は蔦で被われランの花が咲き落ち着いた雰囲気の中に学舎があります。

高江洲中ホームページ(note)より抜粋

高江洲中学校の名刺作成プログラムは①「マナーとは?名刺とは?を考えよう」「名刺づくり」②「名刺交換の練習」③「社会人のお話」という構成となっており、各クラスZoomを接続し、全体進行のけんしょうさんと各教室にクラスの進行役・サポーターでプログラムを進めていきます。

授業が始まるといつもの授業とは違う雰囲気に、緊張気味の生徒達。
初めに各クラスの進行役とサポーターより自己紹介をして、場の緊張感を和らげます。

自己紹介の後、いよいよ前半のプログラムがスタートします。
中学生ということで社会人が実際に使っている名刺を見たことがある生徒は多くはありません。
名刺ってなんで必要なんだろう?名刺にはどんなことが書かれているかな?という所を考えていきます。

生徒達には実際に大人が使っている名刺を見てもらい、そこから得られる情報を上げてもらいました。「会社名」「名前」「連絡先」という基本的な情報から「おそらくこういう仕事をしている人」と肩書や会社名から想像している生徒も。

そこから名刺だけで知る情報には限界があるので、名刺を通じて会話のきっかけを作り「自分を知ってもらう」「相手を知る」という事をテーマに自分を表現する肩書を考えてみようと肩書作成のワークショップがスタートです。

初めに自分の特徴やいい所をあげていき、そこから肩書を作っていくプロセスに難しそう・・・と不安な様子の生徒もいます。自分自身と向き合い考えた後に、友達同士で自分では気づかない自分の特技や特徴を伝えあったり、難しい所はメンターの方に相談したりしてワークシートを進めていきながらオリジナルの肩書作りを進めていました。
皆で協力しながら作成している姿をみると、素敵な瞬間に立ち会えているな~と嬉しい気持ちになります。

生徒からも「気づけていなかった自分や他の人からみたジブンを知れて楽しかった」や「改めて自分のことをよく知る機会にもなった」との感想がありました。

高江洲中学校の生徒が考えた肩書を一部ご紹介!

  • ポケモンが好きなバリアフリーの吹奏楽部員

  • 洗濯機みたいなジブリ好き

  • 伝統を重んじるキッコーマンオタク

  • かたいぐみみたいな中学生

  • 一生なぜなぜ期のピカソ

  • こしょうのようなバレー部員

名刺づくりをした後は、名刺交換の練習です。
各クラスにいるメンターの方々が名刺交換のマナーを説明しながら、名刺交換のデモンストレーションをします。
初めての名刺交換に緊張しつつも楽しそうに名刺交換をしていました。

最後は社会人のお話です。「名刺について考えてみる」で登場した名刺の持ち主よりお話を伺いました。
名刺の情報から想像した印象と実際お話を聞いてみた後での印象は、大分違ったのではないでしょうか。
また、社会人の「夢は1つじゃなくてもいい」「人と違っていることが役に立つときもある。変を武器にする」といったお話が印象に残ったという生徒からの感想もたくさんいただきました。
名刺や社会人のお話を通し、少しでも将来について考えるきっかけになってくれれば嬉しいですし、自分自身の強みや特性を大事にしていってほしいと思います。

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