【沙倉のたわごと】先生の話は初めから最後までちゃんと聞きましょう。
幼稚園の体操教室の夏の大好きなプールの時間。
プールに入るときに、先生が一人ずつ「ぽんっ」と投げて入れてくれる順番を楽しみに待っていた。
私の番になったとき先生に「ゆうのは大丈夫やな?」と聞かれ、意味不明?だったんだけど「はーい」と答えたら、めっちゃ遠くに投げられたのだ!!!
突然おもいっきり投げられ、遠くに投げられる準備をしていなかった私はびっくりして大号泣。
先生に「びっくりした?ごめんな」
って、言われたが一度泣いてしまった以上は引っ込みがつかない。
レッスンが始まっても、なおグズグズしていると
「いつまでも泣いてるんやったら、出てきなさい!!!!!」
と、母に怒られた。
そんな私が先生の話を絶対にこれからはちゃんと聞かないといけないと思った”キリギリス事件”
幼稚園の頃、私はウサギが好きで、年少さんの劇ではウサギさん役をしたほど。
年中さんの時、何の動物がいいか?というのをクラスで決めていた。
私は絶対ウサギ!と思っていたのだが、先生の口からはなかなかウサギが出て来なかった。
先生が「チョウチョになりたい人」って言った時、女の子たちが一斉に手を挙げたので、
私も挙げなきゃと思い、急いで一緒になって手を挙げた。
そうやって決め終わったあと先生が「キリギリスがいないから人数の多いグループからキリギリスになってもいい人いる?」
って聞いたのだ。
てっきりその日の遊びだと思っていた私は「はい!」と手を挙げた。
そしたら・・・
生活発表会の劇『アリとキリギリス』のキリギリス役だったのだ!!!!!
はぁ~~~~~~?!
だよ。ほんと。笑
練習の時も本番もめちゃくちゃ嫌だった(涙)
だって、夏の間はアリさんたちを馬鹿にして、あんなにイキッて遊びほうけてたのに、
冬になったら、ぶるぶる震えて「寒いよ~。お腹すいたよ~」
って、ドアをトントントンってして、働き者の優しいアリさんに助けてもらうの。
あれだけイキッてたから恥ずかしいし、
しかも、キリギリスの衣装。全然!全く可愛くないし。
ヴァイオリンの弾きまねみたいなのを陽気にするのも嫌だったし。笑
チョウチョ役の女の子たちは、ひらひらした可愛い羽を背中に付けて、ナレーションを読んだり劇の進行役をしていた。
羽をひらひらさせながら走り回っているチョウチョたちを横目に・・・
なんであの時、手を挙げたんだろう?
挙げなければ、可愛い衣装が着れたのに。
なんであの時、先生の話をちゃんと聞いてなかったんだ!!!!!
と、これほど後悔したことはないほど練習中ずっと後悔してた。
今でも一番の後悔じゃないかな。笑
めっちゃ嫌だったという記憶が半端ない。
だからなのか?お稽古事では出来る出来ない関係なく、いつも先生の目の前にいる。笑
(そういえば、心の中では文句ありの年長さんの劇と小学校一年生の時の大失笑の劇の話もあったから、また今度するね)