世にも奇妙な？【鏡の法則】

占い師として、日頃お客様のお悩みに接する機会は多いのですが

人の悩みいうものは

お金
健康
人間関係

の3つしかないと思っています。

※仕事、恋愛、子育てなども
《人間関係》の悩みに分類されます。

お客様からの相談の他にも
日々、友達や家族との会話でも耳にする悩みのなかでも

実際に一番多いのは
《人間関係の悩み》なのではないかと感じます。

苦手な人がいる。
その人がいるせいで
物事がうまく行かないと感じる。
それが悩みとなります。


苦手だな、嫌いだな、と思う人がいない人はいないと思います。

そういう人が目の前に現れたとき
そしてその人から
不快に感じる接し方をされた場合
その不快を取り除くために
解決したいと願います。

解決を願うのであれば

周りの人に相談したり
占い師に「解決方法」を仰いだりするよりも効果的な方法があります。

それは

【鏡の法則】を理解することです。

鏡の法則とは

自分の目の前に現れている現実
そこに現れる人は
全て自分の内面の反映である

という法則です。

「現れている現実」のなかで最も自分の内面をわかりやすく表現してくれている存在がまさに

【他人】なのです。

他人から受ける態度や行動は
まぎれもなく、自分の内面そのものです。

つまり、その嫌いな相手の言動に反応するその部分こそが
自分の中に同じ波動をもつ部分であり

反応が強いほどに自分にとっての強いメッセージ性を持ち

【あなたは私、私はあなた】
という宇宙の法則も含んでいます。

と、いう話をすると大抵の方が

私はあんなやつと違う！
一緒にされては困る！

というお怒りや嘆きの言葉が返ってきます。( ﾉД`)

自分に嫌な思いをさせてくる(ようにみえているだけなのですが)
その相手が、自分と同じ存在だなんて言われたら…

認めたくないという気持ちになるのもよくわかります。笑

どころが、どんなに否定されようと
それは紛れもない真実で

まさに
他人は、自分自身の写し鏡。

他人は、自分にとっての一番の【教師】であるのですが
そこに気づこうとする人は少ないように感じます。

ではどうして【教師】なのかと言うと…

「嫌いだと感じる相手」は
自分と価値観が違う人ではありませんか？

意見が合わない。
私ならそんなことしない。
あんなことできる人の気が知れない。
だから、嫌い。

その相手は、自分とは違う価値観をもっている
つまり
自分にはない価値観
イコール、自分の知らない風景をみせてくれている
ということ。

たとえば
仕事をサボってばかりで楽してお金を得ている人に対して
「嫌い」という反応がでたとします。

そのような反応が出る人は
きっと

「仕事はがんばるもの」
「お金は苦労して得るもの」
という価値観を持っている人なのでしょう。

嫌だな、と感じるその相手は
「お金はがんばらなくても得ることはできる」
という価値観を持っている人だということです。

また、沢山の異性とお付き合いする人をみて
「浮気ばかりして許せない」
と感じる人がいたとします。

その人は「一人の人とじっくりとお付き合いするのが正しい」
という価値観を持っていて

嫌いなあの人は
「たくさんの人とお付き合いするのが楽しいこと」
という価値観を持っています。

つまり、相手に対して
「嫌い」という反応・感情を通して

自分の知らなかった価値観を学ぶのです。

学ぶということは
知らなかったことを知ることです。
なぜ、知る必要があるかというと
自分が潜在的に望む【魂の成長】のために
気がつかなければいけない何かがあるからです。

私たちは、たとえばこの宇宙でたった一人でぽつんと生きていたら
学ぶことはできません。

「対象」があるから
知ること、学ぶことができるのです。

他者はまさにそれを教えてくれる【教師】。

私たちが生まれてきた理由は
魂が進化・成長をするため。
そしてその過程でたくさんの風景がみたいから。

『私』一人では見える風景は限られています。

価値観が同じ相手とだけいたら
居心地がいいし楽であると思います。
だけど、同じ風景しか見ることはできません。

私たち人間には潜在的に
色々な体験を通じて
色々なことを感じる、味わうことを
本能的な欲求として備わっています。

起こる出来事や他者は
そんな自分の、潜在的に欲することを映し出している。

それが
【鏡の法則】。

(厳密にいえば、他者として登場している人も
【私】なのですけどね(*^^*))

望まない現実(鏡のむこうの世界)があったら
まず、自分の内面で何が起こっているのか
気づこうとすること。
起こった感情を客観的にみることで気づけることがあるのではないかと思います。

鏡のむこうの相手に笑ってほしかったら
まずは自分が笑うこと。

嫌いなあの人は
本当の自分が望んでいる事を表現している人だということに気がついて
受け入れていくことで

人生が良いものになっていくのを感じられるはずです(*^^*)