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仮想都市ー仮想空間は現実都市と融合する

コロナ禍も手伝ってか、VRが少し普及し始めました。Oculusとか被ってみたことありますが、長時間使うと酔いが出てくるものの、思った以上に迫力ある映像が見れて驚きました。

VRが、現実と見まごうほどに進化したら

今度も進化を続け、数十年後には現実かと錯覚するほどに進化して行くでしょう。脳内チップで仮想空間に飛べるようになった時、現実の役割はどうなるのでしょうか?

土木や街づくりは『数十年後を考えろ』

これは、僕が大学生の時に考えていたことです。大学は、土木工学専攻でした。

なぜ、仮想都市のようなまだ先とも思えることを考えたかを言えば、土木や街づくりでは、その構造物の耐久性から、数中年後を考えろとよく言われるからなんです。例えば、明治や大正の時代には、先々を見越して、大量の車が走れるように都市計画を行なっていましたが、それが無ければ自動車産業がここまで発達出来なかったと思います。だから、同じように今からこれからのことを考えることも、必要だと思うのです。

仮想空間は既に存在する

仮想空間と現実で異なる部分は何でしょう?
挙げてみると…

・移動時間が0(制限していなければ)
・物理法則(合わせていなければ)
があるかと思います。

現在のインターネット環境もまた、二次元ではありますが、一つの仮想空間です。URLをクリックしてジャンプするという、移動時間がほぼ0で空間内の世界を行き来できますし、重力などの物理法則もありません。

未来の社会問題

最終的な問題として、仮想空間、現実空間がそれぞれどうあるべきか、どのように計画されるべきかを議論してあげる必要があります。

そうでなければ、仮想空間ばかりが充実して、現実空間に人が出歩かなくなってしまったり、あるいは拡張現実が過激化して人がおかしくなったり、仮想空間のコンテンツが充実せずにテクノロジーが停滞する、など様々な課題が想定されます。

テクノロジーが高度化すれば、ある程度の過去の課題は解決される一方で、今までにないような社会問題が発生する可能性が高くなります。

それらを見越した上で、これからの時代のことを考えて行きたいですね。

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