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反社畜のススメ


生き生きと働く。
活躍する。

社会人になる前はそんなこと考えていたなー。
いつのまにかこんな反社畜になってしまったとは。

いや。もともとナマケモノだったのだろう。

朝出社してまず思うこと。

あー帰りたい。
帰って家の庭でマテ茶を飲みたい。

月曜日の朝は機嫌が悪く、木曜日、金曜日は機嫌がわりと良くなる。
わかりやすい。
昔々、カメハメは大王の歌があったのをご存知の方はいるだろうか。
昭和時代の人じゃないと分からないかなー。

南の島の大王は、、、
雨が降ったらお休みで〜的な歌だったような。
つまり、天気がいい時は仕事に行き、天気が悪い時は仕事に行かない。という内容の歌だったと記憶している。
少なくとも、勝手に私の記憶ではそうなっている。

私は地元のハイキングクラブに所属しているので、リゲイン世代のおじさま方と話す機会があるが、全く価値観が合わない。

24時間戦えますか?の時代を戦い抜いてきた戦士、悪く言えば社畜の彼等にとって、働くことは生きがいそのものだ。

彼等から仕事を奪ったら抜け殻のようになってしまう。
仕事しか楽しみを知らないのだ。

既に定年を迎えて現役を引退している彼等の多くが何かしらの形で仕事している。

平日は週に3回ほど花屋で働き週末はハイキングを楽しんでいる者もいる。

羨ましい限りである。
1日6時間✖️週に3回働くのが理想だ。
そのほかの空いた時間は、家事をしたり、庭でぼーっとしながらマテ茶を飲む。
そして仲間とハイキングに行く。
趣味のウクレレ教室にも、もっと頻繁に通う。何よりも夫との時間を楽しみたい。
一緒に庭掃除やランニングをし、ハグと昼寝をしたい。

ただ現実問題としてそのような働き方では十分な生活費を稼げない。
なので仕方なく生活の為に働いている。
ただそれだけである。



私の大好きな、前ウルグアイ大統領ホセ ムヒカは
「自分の時間を、好きなことに使っているときが、本当に自由なときなのです。時間であふれることこそ、自由なのです」「物を持つことで人生を複雑にするより、私には、好きなことができる自由な時間のほうが大切です」。
と言っている。


うーん。心に染みるーーー。

時間は有限である。

私にとっては、会社や世間に評価されるよりも、自分にとって大事な人達から愛されることの方が何倍も重要である。



当たり前だが人それぞれ考え方も違う。
なので、あくまで私の考えだが、
仕事が辛い、人間関係が苦しいと思う人は一度立ち止まり、世間のいう価値観ではなく、自分にとって何が大事なのか。
を見直してみても良いのでは?と思う。

もしかしたら、反社畜の生き方の方が性に合っている。ということもある。

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