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宗教二世のこと〜お金編〜

なによ~(゚Д゚)アラヤダ!!
2話目からネタが重いんじゃ(´・ω・)ノ

あたすは生まれた時から日本最大の宗教団体Sの二世だった。
そして一人っ子。

猛烈信者の母親(毒母)、母方の兄弟、祖父、曾祖母…
みんなでS学会万歳だ!

だから何もわからず勝手に入会していたし、それが当たり前の家庭だったんだ。
でも唯一父親は入ってなかったから、Sネタで喧嘩することもたくさんあったよ。

今日は「献金、お布施」について。

専業主婦だった母親は父親が入会していないときから献金していた。
でも金額はさほどではなかった…はず…。

献金は年一回、その他、お盆の時期の追善供養のためにお布施したり…
そんな感じで、壺やハンコや本を買わせるというのはない( •̅_•̅ )

その献金に変化が起きたのは、あることがきっかけで父親がSに入会したこと。
それまで控え目の献金が、みるみる増えて、毎年7桁万円の献金をしていることはわかっていた。
会員同士の話で「今年は7桁行ったわ!」とドヤ顔で話しているのを聞いたことがある( •́ㅿ•̀。 )
私も働きだしたら献金するようにうるさく言われて、毎年6桁万円の献金していた。
でも私は「少ない方の6桁」:( ;´꒳`;)

献金すると必ず本部から領収書が渡されるんだけど、家中探しても父親とあたすのはあるのに母親の領収書は見つからない。
見られたらまずいくらいの金額をしていたから。

猛烈信者の母親で信心深く教義を学んでいたはずなのに、やっぱりどこかで「たくさん献金した方が幸せになれる」という考え方があったんだと思う。

宗教はお金ではなく信仰、修行に励み教義を身にして精進するもの。

と思っていたあたすには???と常に思っていた。
これは…日蓮の教えを正しく理解すれば誰にでもわかることなんだけどね。

お金のことに戻るけど、献金をするために幼少の頃から「うちはね貧乏だから」と言い聞かされた。
そんなの嘘で父親は職人で会社員の数倍のお給料もらっていたし、高級車乗っていたし、外食も多かった。

私には習い事を一つだけさせてくれたけど、学校は高校まで公立、専門学校に行くときは「こんなにお金かかって」と怒られた。
専門学校を卒業と同時に大学へ進学したんだけど、働きながら通信教育で学んで5年で卒業した。
もちろん大学の学費は自分で払ったよ。
車の免許も、歯の矯正も、車も、全部自分で払ったんだ。
父親は「免許くらい出してやれ」と言ったけど母親の「ダメ!」で終わった。
免許取って、車を買ったら「会合に行くから乗せていけ」とか「買い物行くから乗せていけ」とか利用されっぱなし。

私には締め付けが凄かったけど、父親には「稼いでもらわない」といけないから好きな車にいつも乗っていた。
稼ぎ頭がヘソ曲げたら献金できないもんね。

その後、紆余曲折あって母親が死んだときに通帳を見たら、あまり残っていなかった。
まだ父親が現役で働いていたから生活には困らないし、私も働いているから心配はなかったけど…。

まず宗教二世としてお金のことは子供である私にしわ寄せが凄かった。
一人っ子だから…と思われるけど兄弟がいる子の方が親にお金を出してもらっていたと思う。
私一人、お金に悩み…なんでだろ…ってずっと思っていた。

私がつぶさに見ていた献金は、見栄の張り合いもあった。
そしてなぜか誰がいくらしたか、知っている人がいる。

宗教はお金じゃない。
宗教は幸せになるためにするもの。
不幸な人を増やす宗教は本末転倒だ。


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