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BONNES FETES! 2022

新しい年が笑顔溢れる毎日になりますよう!

2021年は、とにかく忙しく過ごしました。ネバヤンの歌を口ずさみ、大貫妙子さんの曲に癒され、ディヴィッド・バーンのライブ映画に塞いでいた気持ちが躍り、劇場に通った時間も楽しく。ミラクルヴォイスの名付け親の、横尾忠則さんの展覧会に駆け込みで見に行ったことも大事な時間でした。はじめて横尾さんにお会いしたころの自分が見てきた大きな横尾さんの作品と久しぶりに会いまして、ひとりで仕事に向き合っていこうと決めた若かった自分がよみがえりました。この1年はとてもここには書ききれません。お仕事でご一緒させていただいた皆さまに、本当に感謝いたします。

新しい2022年は、クマたちがいよいよ日本にやってきます『シチリアを征服したクマ王国の物語』から。https://kuma-kingdom.com

1月14日から公開です。すごくたくさんクマたちがやってきます。ダンスも踊ります。ロレンツォ・マトッティ監督から、すてきなハッピーホリデーのイラストをいただきました。今年はこのすてきなクマさんでみなさまにご挨拶できて幸せです。年明けには新作イラストも発表します。(おたのしみに!です)

『シチリアを征服したクマ王国の物語』は、トムス・エンタテインメントさんとの共同プロジェクトです。ミラクルヴォイスがずっと海外アニメーションに関わってきたことで、お声かけていただきました。こちらは、監督がイラストレーターなので、グラフィックデザインと監督を手がけています。とにかく絵が美しく、鮮やかな色にはうっとりさせられます。決して子供だけのものじゃない、大人も子供も楽しめるアニメーションなところが、すごいです。字幕を追うことなくスクリーンの隅々まで絵を堪能できるのが吹き替え版のオススメノポイントですが、ボイスキャストに、素晴らしい俳優のみなさまにご参加いただいたことが、ほんとに、私の今年の一番の宝物です。柄本佑さん、伊藤沙莉さん、リリー・フランキーさん。大人にもたのしめる吹き替え版ができました。海外アニメーションの素晴らしさを、ぜひ映画館で楽しんでもらえたらと思います。(リリー・フランキーさんは『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』、『ぼくの名前はズッキーニ』に続き、これで、miracleVOiCE海外アニメ吹き替え版の3部作になりました!)お引き受けいただいてほんとうに感謝します。物語がまた豊かになって、新しく、たくさんの人に届けられたらと思っています。もちろん、お子さんともたのしめる1本です。

WEBで話題になっていましたが、

茨木のり子「自分の感受性くらい」

年の瀬にふさわしいこの詩。自分の心を正し、背筋をピンと。自分のために大事にしたいと思いました。主人の同僚の方がご親戚らしく、帰省の車の中でこの記事のことを話しました。

記事にあった茨木さんと韓国のご友人との手紙のやりとりがとってもすてきなお話しでした。好きだった手紙を最近あまり書けなくなった自分を考えていたところでした。来年は「手紙」を心込めて書いてみようと思います。

新型ウィルスのニュースも流れている年越しですが、はやく穏やかに過ごせるようにと、願うばかりです。noteについては、来年こそは計画的に!と、大晦日に誓う私です。

新しい映画をまたみなさんにご覧になってほしいと願っています。
映画館で、試写室で。
お楽しみに。https://miraclevoice.co.jp/

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