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【当事者が評価する】 統一教会元2世信者「小川さゆり」さん


一言でいうと:尊敬と感謝の思い


統一教会の元二世といえば、
メディアによく出演されている
「小川さゆり」さんの姿が浮かびます。

同じ宗教、同じ祝福二世という立場なので、
当事者として、彼女の訴える内容に共感し、
勇敢に立ち向かう姿に勇気をもらっていました。

自分が宗教に入っていて、しかも
統一教会であることを表立って言えず、
二世であることをひた隠す人が大半の中、

こうやって想いを代弁し、法案設立に向けて
精力的に活動を続けられている姿に、
深い尊敬と感謝の思いがあります。

"被害者"の立場からみる「小川さゆり」さん


そんな小川さゆりさんの活動が目指すものは、
「被害者を救うための、新たな法律の整備」
宗教による被害や虐待がなくなることを目指されています。

私はこれに賛成の立場をとっています。

何を信じて生きていくのかは、その人の自由で、
それを止めたり批判する権利は他の人にはありません。

その一方で、その信じているものが「絶対」で、
それ以外の選択肢はないと、強制的に
信仰を押し付けることは間違っていると思います。

そういう意味で、"信仰をしない自由"を与えられず、
強制的に押し付けられたという点から、
私もさゆりさんの言う"被害者”にあたります。

法律が整備されることによって、
これ以上、傷つき悩む二世が増えないことを願ってやみません。

さゆりさんが伝えきれていない「宗教二世の声」


自らの顔を出し、宗教2世の苦悩を代表して
発信し続けてきた「小川さゆり」さん。

被害者救済法案の設立に向けて、記者会見を開いたり、
多くのメディアに出演し、世の中に二世の現状を訴えるなど、
いわば教団を"批判=反対"する立場から活動されてると見えます。

一方で、私は"批判"はしていません
「統一教会が間違っている」とも言いません。
私の教会に対するスタンスは、賛成も反対もせず、
いわば中立的な立場
にいます。

ただ、さゆりさんの活動には賛成しているので、
"批判よりの中立"という微妙な立ち位置にいます。
そして、案外このグレーゾーンにいる二世が多いことが、
たくさんの二世と話す中で分かってきました。

教会の献金に対して不信感があったり、
自由恋愛できないなど制限があった生活でしたが、
二世の私たちは、そこに身を置くことで
安心感を抱いていたことも紛れもない事実です。

何より私という存在が生まれた根本には、
「統一教会」「文鮮明氏(教祖さま)」がいて、
教団を批判することは、自らの存在を批判し、
アイデンティティーを否定することに繋がります。

教会を「完全な悪」として批判することもできず、
かといって「絶対に正しい」ものとして
純粋に信仰する訳でもない…。

この狭間に位置する二世が実は多くいることを、
この記事を通して世の中に伝えたいです。

私が今後、さゆりさんと「やりたいこと」


前述したような、どっちつかずな考えや立場に
苦しんでいる二世を対象にさゆりさんと
何かやりたいと思っています。

具体的にはそういった人たちを集めて対談をしたり、
「自分の心との向き合い方」というテーマで
ワークショップをしたいと考えています。

教団や教義がいう"正しさ"に合わせた人になるのではなく、
心がワクワクして、ときめくものを純粋に求めて、
その人が本来持つ素晴らしさ(潜在的価値)を発揮する
第一歩になるようなワークショップにしたいです。

どうかこの記事がさゆりさんの元に届きますように…祈

最後に


今回の記事では、宗教二世のシンボルともなった
「小川さゆり」さんの活動に対して、
同じ宗教・同じ二世という立場から評価してみました。

「これ以上同じ思いで苦しみ傷つく二世を増やしたくない」
と、相当な覚悟を持って活動されている姿には
尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。

私も同じ想いで、まだまだ表にでない声なき声に耳を傾け、
少しでもそういった人たちの心を軽くできるような
発信・活動を続けていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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