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決算研究 2918 わらべや日洋 23年2月期2Q決算

昨日、2週間ぶりにコナミに筋トレに行きまして絶賛全身筋肉痛なんですが、そういう日は眠りが浅くなりがちなもので、超早起きしました。そんなときは企業研究に限りますね。

金曜日引け後の決算発表をチェックしていたら、監視銘柄のわらべや日洋が業績修正していました。決算内容を見てみましょう。

2918 わらべや日洋HLD

株探基本情報(22/10/7)

<1> 中間決算内容

まずは中間決算の内容を見てみましょう。

決算短信抜粋

売上高と営業益は対前年増ですが、経常益と最終益は大幅減益ですね。本業(中食事業)は堅調ですが、本業以外の何かが利益を圧迫しているパターン。
詳細に見ると要因は2つあって、①助成金収入や債務免除益が剥落②持分法投資損失の計上と減損損失が増加したことのようです。

①は期首の業績見通しに織り込んでいたと思うんですが、②は織り込んでおらずに上期で800億円規模になったため、業績修正していますね。

決算短信抜粋

本業で+300億円、それ以外で▲700億円。結果、最終益が▲400億円。
本業が堅調で上方修正、本業以外でこけて下方修正ということだと思うんですが、結局、本業以外の何が損失を出したのか記述がないので全く分からん。これは良くないね。

<2> 株価推移

問題は株価。10/7夜場のPTS市場引け値は1,910円付近で約▲200円下げています。以下、10/7引けまでの週足チャート。

2918 わらべや日洋HLD 週足チャート

1Q決算発表が想定超だったので、7月に急騰していますね。ということは、想定外の今回は反動で大きく下げますわな。市況も良くないし。
だいたい、1,600円くらいまではズガンと下げそうな気がします。その後も当面は上げる要素がないので、ジリジリ下げていくのかな。底値として1,400円あたりまでは意識した方が良い気がします。
株価1,600円でPER10倍台で配当利回り3.13%、1,400円でPER9倍台で配当利回り3.57%。割安というほどでもない。なお、1,000円でもPER6倍台で配当利回り5%。こんな銘柄、よく見るな…。

<3> 売買戦略

間違っても株価が下がったからと言って買ってはいけません。「落ちるナイフをつかむと怪我をする」というやつです(うろ覚え)。

まぁ、やるとしたら、小銭を稼ぐくらいの気持ちで信用売りでしょうね。多分、少しだけ触ると思います。

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